「ナスD大冒険TV」で放送中の「無人島サバイバル 完全攻略マニュアル」で、ナスDが無人島でサバイバルをする上で「拠点をどこに構えるかはすごく重要なこと」と語る場面があった。
同企画では、これまでの無人島チャレンジ企画の中で披露できていなかった、サバイバル知識が紹介される。そのために、わざわざナスDは、およそ4年ぶりにもう一度同じ無人島を訪れた。何かあった時に生き抜くための知恵の数々が紹介され、そのVTRをバイきんぐ(小峠英二、西村瑞樹)の2人が見守る。
▶見逃し配信中:「ナスD大冒険TV」無人島サバイバル完全攻略マニュアル
無人島に到着し、ナスDは「例えば、時間がないからと言って、上陸した場所にすぐ拠点を構えるのは良くない。海の水位が上がるので、干満の差で波がくると、危ないので」と語った。それから、「川岸や中洲も増水の恐れがあるので、危険です。そして、谷間は水はけが悪いし、丘の上は風が強く、テントが飛ぶ可能性があります。崖の下は落石の恐れがあります」とコメントした。
拠点に選ぶ場所として最も危険なのはどこなのか? 「大きな木の下です。雷に打たれたり、雨上がりは雫でビショビショになるハメになります」。
ではどんな場所に、どんな風に拠点を構えるのがいいのか? ナスDは以下のように語る。
「理想なのは、綺麗な水が流れる箇所から40m~50m離れた場所。その上で、木陰で水はけの良い場所は理想的です。まっ平過ぎると水はけが悪いので、若干緩やかな傾斜の方が良いです」。
「仮にまっ平な所にテントを建てた場合は、周りに溝を掘りましょう。そうするとそこに雨水とかが溜まるので。とにかくテントの中に水が入ってくるのが一番キツイです」。
人間が生きるために必要になってくるのは水だ。ナスDも「まずは無人島で水探しから始めましょう」と力強く説く。
「人間が水なしで生きられるのは5日間ほどです。体内の水分が1%不足すると喉が乾き、5%不足すると血圧が低下、10%で臓器機能の低下、20%で意識が失われ、死に至ると言われています」。
「ちなみにオーストラリアのアンドレアス・ミハベックさんは、18日間、水なしで生き延びたとギネス世界記録に登録されています。しかしこれは狙った記録ではなく、車の事故で警察の拘置所にいて、勾留されたまま存在を忘れられ、飲まず食わずで奇跡のように生き延びたんです。結果ギネスに載ったんです」。この話を聞き、スタジオのバイきんぐとゲストの井上咲楽は驚いていた。
(ABEMA「ナスD大冒険TV」より)