失恋直後の女心がリアルすぎ!オトナ女子と不器用焼き鳥屋の一夜『私が獣になった夜』第3話
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 趣味の違い、価値観のズレ…。その積み重ねから訪れた交際2年目にしての破局。傷心を癒し、失恋直後の低下した自尊心を満たしてくれたのは、行きつけの焼鳥屋の不器用店主との不器用ワンナイトラブだった。ABEMAオリジナルのオムニバスドラマ『私が獣になった夜』第3話の『焼き鳥屋の夜、元彼に未練な私』では、世の失恋オトナ女子必見のヒーリングラブストーリーが展開。これを見たら、焼き鳥とおにぎりと、そして不器用男子が恋しくなること必至だ。

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失恋直後の女心がリアルすぎ!オトナ女子と不器用焼き鳥屋の一夜『私が獣になった夜』第3話
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 好きなものも向いている方向も違うあおい(小島梨里)と亮(猪野広樹)は、今日も行きつけの焼鳥屋で口喧嘩。そんなカップルの仲を取り持っているのは、不器用な店主・真司(渋谷謙人)だった。しかし今すぐに結婚し、子供を作りたい亮はあおいとは「将来が見えない」と別れを決意。亮への気持ちはあるはずなのに、あおいは強がって自分に素直になれず、平然とした態度で別れを受け入れてしまう。亮の見ていないところでは涙を流すのに…。価値観の些細なずれから生じる関係性の冷え込み。何故か素直になれない女心。

 決別から1週間。何もやることのないあおいは、二人の行きつけだった焼き鳥屋を訪れる。ところが、そこにはあおいの知らない女性と楽しく過ごしている亮の姿があった。私はもう誰からも必要とされていない…。ショックのあまり店の前でフリーズしてしまうあおい。「彼女できたの?」と誰も得をしないようなLINEを亮に対して送りそうになり、自分を責めてしまう。この失恋直後あるある行動は共感できてしまうだけに、見ていて悲しく虚しく痛々しい。

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 寂しさを募らせるばかりのあおいを見かねた真司は、閉店後のお店に遊びに来るよう誘う。そして誰もいない店で、あおいのためだけに焼き鳥を振る舞う。亮と一緒に食べていた焼き鳥。あおいの目からは涙がとめどなく溢れる。「忘れたいのに、忘れたくないんです」。断ちがたい亮への複雑な乙女心を打ち明けるあおいに、真司は「あの人のために泣く必要はないです!」ときっぱり伝え、「絶対に今じゃないと思うんですけど…好きです!」と突然の不器用過ぎる告白。差し出された手を握るあおいは、元彼・亮との思い出の場所で、過去の自分と決別するかのように真司と体を重ねる。

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 スマートな亮とは違い、不器用過ぎる真司のキス。ベッドインの際の真司も上手に服を脱ぐことができない。でもあおいはその情熱が嬉しい。しかもウソでしょ!?と思うくらいのスピードで真司はあおいの体の上で果てる。すべてにおいて不器用過ぎる真司の姿。「フフフ」。あおいは久しぶりに笑った気がした。

 帰りがけに真司は「心配だから」と握りたてのおにぎりをあおいに渡す。焼き鳥屋からのいつも帰り道。違うのは二人ではなく、あおい一人だけで歩いているということ。愛し合っていた時代の亮とあおいが楽しそうに歩いている幻影が目の前をよぎり、そしてすぐに消えた。おもむろにあおいは、真司がお土産として持たせてくれたおにぎりを手に取ってみる。不器用にも程があるくらいデカく、そして温かい。

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 新たな恋の予感!?失恋直後のオトナ女子には刺さる、必見エピソードになった。

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