「変わりたい女性」が目標に向かって生まれ変わる様を追いかけるドキュメンタリー番組『GX-伝説のキャバ嬢が女の子を大改革-』で、スピードワゴンの小沢一敬が「芸人辞めろ」と言われた過去を語った。
本番組では、カリスマキャバ嬢・実業家として活躍する"ミューズ"、エンリケ、愛沢えみり、一条響の3名が、悩みを抱えたヒロインたちの内面・外見をプロデュース。第1段は、「No.1を目指す」売れないキャバ嬢・長野ゆいを、「元日本一稼ぐキャバ嬢」のエンリケが指導する。
▶見逃し配信中:エンリケが売れないキャバ嬢をプロデュース!最終結果は?
「ランキングトップ5入り」を目指すべく、エンリケから数々のアドバイスを受けたものの、きちんとやることができず、ランキング10位で終わってしまった長野。20位からのスタートだったため多少は伸びたが、期待を寄せていたエンリケは「1番大事な気合いがたりない」と長野を叱った。
今回のプロデュースについて、エンリケは「彼女から本気が見られなかった。自分がどれだけプロデュースしても、結局本人がちゃんと行動を変えていかないと相当難しい」と振り返り、反省点として「ゆいちゃんのモチベーションを上げさせることができなかった」と語った。
2人の様子を見守っていた小沢は「見てて思い出した」と、過去にあったエピソードを語り始めた。「俺らが20歳のときなんだけど、師匠から生放送中に『お前とお前、芸人辞めろ』って言われたの。それが俺とタカトシのタカだったんだけど。でもその師匠の年齢まで俺もあいつも続けてるわけじゃん。『辞めろ』って言われるくらい暗かったり下手だったりしても、続けてたらそれなりに飯が食えるようになるかもしれない」といい、「ゆいちゃんも、何かこれがきっかけになれば」と長野にエールを送った。
同じく見届け人の青山テルマは、「ゆいちゃんって、どうカメラに映ってるだろうとか、どう見られてるだろうっていうのを優先しちゃって、自分がどうありたいのかっていうのが曇ってる感じがしていて」とコメント。
続けて「どう思われるとかじゃなくて、自分がこうありたいからこうする。そこで評価されるのが本当の評価」と持論を展開し、「心をそっちに持っていってもらえたら、もっと成長できるし、モチベーションも上がるのかなって思いました」と真剣に語った。すると、小沢は「いやしかし、ミュージシャンとは思えないコメント力」と青山を絶賛し、笑いを誘った。