乃木坂46の1期生・松村沙友理(28)が7月13日にグループを卒業し、乃木坂46卒業記念写真集『次、いつ会える?』を発売した。
松村は、2011年に乃木坂46第1期オーディションに合格。グループとしては2015年に紅白歌合戦に初出場し、その2年後、2017年に日本レコード大賞を受賞した。またグループが飛躍を遂げる中、モデルや女優業など活躍の場を広げてきた。そんな松村が「ABEMAエンタメ」の単独取材に応じ、写真集に込めた想いや、後輩メンバーに伝えたいことを語った。
――写真集の発売を控えての今の気持ちを聞かせてください
「卒業記念としてふさわしいと思える写真集が(お店に)出て、見てもらえるという喜びもあるんですけれど、それと同時にこの写真集が出たらもう乃木坂46じゃなくなるんだなっていう寂しさも感じています」
――表紙の写真を決めた理由を教えてください
「今回の写真集の大きなテーマが“彼女感”と“俺だけの松村沙友理”なので、そのテーマにピッタリの表紙だなって。あの写真が私たちの中では、寝ている彼氏を起こしに来た彼女という裏テーマがあるんです。実は、メイクもあんまりしていなくて、ほとんど表情だったりメイク感だったり…素に近い状態なのでより彼女感を感じて頂けるかなということで今回はこの表紙にしました」
――写真集の撮影は宮崎県内で行われたそうですね。天真爛漫な笑顔や、彼氏目線でポーズなどありますがお気に入りのカットはどれですか?
「電車を待っているシーンがあるんですけれど、それで待ちくたびれた時の私の顔が彼氏にしか見せない顔なんだろうなっていうショットがあって。顔をプニッってやっているんですよ。それは、私の中でも意識している顔ではないので、新鮮だったし、より彼女感が強いなと思って結構お気に入りです」
――メモリアルブックと題した様々な対談の掲載がありますね
「私にとって乃木坂46の生活で、大部分を占めいているのはメンバーの存在だったので本当に大好きなメンバーとの色々なやり取りとか、ここでしから見られない対談もありますので、そういうのをこの卒業記念の写真集に入れさせていただけて、私もとても幸せですし、今だから話せることも詰まっているのでぜひ読んでほしいです」
――6月には卒業コンサートがありましたね。いかがでしたか?
「え!?全然違いました。やっぱり今回は、さゆりんご軍団ライブと松村沙友理卒業コンサートとして自分の名前が前面に出ているライブで、誰がどう見ても私がメインのライブだったので。いつものライブは、本当に直前まで『楽しみー』ってやってて。ライブ自体も『楽しい!』って感じだったんですけれど、今回はいつものライブでは、感じられないくらいのプレッシャーと不安は直前まで、たくさん感じていました。最後の卒業コンサートでもひとりで歌わせて頂いたりしたんですけれど、ひとりで歌うってことに最後まで慣れなかったので、歌をもっともっと自信をもって歌えたら良かったかなと思うですけれど…。でも人生まだまだ長いので、これからもちょっとそこは目標に頑張ります」
――松村さんから後輩メンバーに伝えたいことはありますか?
「自分がいる場所を好きになって欲しいなって思います。私も乃木坂46という場所にいて、さゆりんご軍団もあったり、からあげ姉妹もあったり、本当に乃木坂46の中でもすごく好きな場所がたくさんあったので、そういう自分にとって、ここに居て楽しいって思える場所をたくさん作ってほしいなと思います。」(『ABEMA NEWS』より)