数万~10万匹に1匹? 自然界でめったに見られない“パンダウナギ” 「成長しきるのが難しい」
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 来週28日は、1年で一番うなぎに注目が集まる「土用の丑の日」。『ABEMA Morning』では、食べるの厳禁。観賞用のうなぎに注目した。

【映像】“パンダウナギ”が動く姿(0:48~)

 和歌山県すさみ町にある「エビとカニの水族館」。エビやカニを中心に、海と川の生物を180種類ほど展示している。

 この水族館に新たな仲間として加わったのが、白黒のまだら模様に覆われたうなぎだ。その見た目からついた呼び名は、「白黒模様がでてきたものを“パンダウナギ”として呼んでいます」と平井厚志館長。

 模様がパンダ柄だから「パンダウナギ」。食用でもおなじみのニホンウナギが突然変異したもので、大きさは60~70センチほど。先月、近くにあるうなぎの養殖場で見つかり、この水族館に2匹運ばれてきた。自然界ではめったに見ることができないという。

 「白黒模様で、本来目立たないように進化してきた色ではないので、他の外敵から見つかりやすく、なかなか成長しきるのが難しいと言われています。養殖場、うなぎの業者の間では、数万匹から10万匹に1匹の確率で見つかると言われています。和歌山は本物のパンダが有名ですので、そのパンダを見た後にでも“パンダウナギ”というのがいますので、それも見て楽しんでもらいたいなと思います」(同)

 ちなみに、水族館のTwitterには「パンダウナギもいいけどゼブラウツボもいい」と、こちらもシマウマのようなしましまのウツボを投稿している。

ABEMA/『ABEMA Morning』より)

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