7月22日より順次放送中のアニメ「白い砂のアクアトープ」第3話では、主人公・海咲野くくる(CV:伊藤美来)が成長する姿が描かれた。
「白い砂のアクアトープ」は、監督・篠原俊哉氏、シリーズ構成・柿原優子氏、制作・P.A.WORKSによる完全新作オリジナルアニメーション。沖縄のちいさな水族館“がまがま水族館”を舞台に、館長代理を務める女子高生・海咲野くくると、居場所をなくした元アイドル・宮沢風花(CV:逢田梨香子)の絆や葛藤が描かれる。
前回放送された第2話では、5人組ボーカルユニット・ARCANA PROJECTによる楽曲「たゆたえ、七色」を起用したオープニング映像が披露された。同楽曲の軽やかなメロディにのせて、くくると風花の友情が描かれている。幻想的で爽やかなオープニング映像に、ファンも「神演出すぎる」「圧倒的映像美のOP………最高」「美しい映像と歌声に胸が熱くなる」と大興奮だった。
第3話「いのちは、海から」では、高齢のペンギン・チョコの足に趾瘤症(しりゅうしょう)の症状が出ていることが判明した。くくるは、産休中の獣医・竹下先生(CV:花澤香菜)に往診を依頼するも、チョコの診察中に竹下先生が破水してしまう。焦るくくるだったが、かつて竹下先生に言われた言葉を思い出すと、「水族館って、魚たちだけじゃなくてお客様やスタッフの命も預かってるんです。だから、私たちは先生を全力で守ります」と寄り添った。
くくるが「勇気ってただ無謀なこととは違うよね」と真剣な表情で風花に語るシーンもあり、命の尊さや、くくるの成長が描かれた第3話。Twitter上では「深いメッセージ性がありましたね」「命の大切さがすごくわかった」「確かな成長を感じられて良かった」「うるっと来てしまった」「館長代理として頑張る姿に心を打たれた」といった感動の声が続々と上がっていた。
第3話「いのちは、海から」
【あらすじ】
お互いのことを知り少しずつ打ち解けてきたくくると風花。出張でおじいが不在のこの日は、2人でペンギンの体重測定をすることに。風花はエサやり時の失敗を感じさせないほど手際よく仕事をこなしていく。一方くくるは1羽のペンギンの異変に気がつく。命を預かることの重責から不安になった彼女はおじいの帰りを待てず産休中の獣医・竹下に相談するが……。
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