コロナ禍により経済的打撃を被る人々が数多くいる昨今。7月26日放送のABEMA「給与明細」では、コロナ禍で収入が5分の1に減少したという女性に密着。その壮絶な人生に迫った。
番組で密着したのは、「コロナによってお金に困った女性が働く」をコンセプトに今年6月からオープンしたデリバリーヘルス「コロナ不況女子」で、6月22日からキャストとして勤務し始めたゆいかさん(20)。現在は派遣のアルバイトをしつつデリバリーヘルスのキャストとして週3日出勤しており、これまで2回お客を獲得したことがあるという。待ち時間はカラオケへと行くそうで、理由を尋ねると「安いんですよ!30分76円。格安なんで、そこに行っています」と語っていた。
コロナ禍による経済的影響について質問すると、「もろに打撃を受けていて。収入がだいたい40万円あったのが、今は8万円に下がっています」と告白。さらに300万円の借金を抱えていることも明かしたゆいかさんは、「父親の借金が他界したと同時に私の方に全部来たのと、返済するためのお金を元婚約者に持ち逃げされて」と説明。元婚約者とはマッチングアプリで知り合ったもののうまくいかず、「結婚式を挙げる資金として預けていたんですよ。それを全部持っていかれましたね」と振り返った。
“コロナ不況女子”では、キャストが受け取った金額のうち、事務所分のみを手渡しか振込で支払うシステムになっている。番組で取材した日は7時間の勤務で3名の相手をして総額6万円を受け取り、そのうち事務所分を差し引いた給与が4万1000円となった。今後について尋ねたところ、ゆいかさんは「『コロナ不況女子』自体が目標を達成するとその場で卒業なんですよ。その目標達成までは頑張ります」と語り、目標は「貯金1500万円です」と明かした。
(ABEMA/給与明細より)
『給与明細』を見るには?
『給与明細』はABEMAにて配信中。なお、よりディープな裏側に迫る『ウラ給与明細』も同じくABEMAにて配信中。
『ウラ給与明細』の人気エピソード