2021年夏アニメ「かげきしょうじょ!!」第4話では、奈良田愛（CV：花守ゆみり）のストーカーと思われた男の意外な本音が明らかになった。渡辺さらさ（CV：千本木彩花）とヲタ芸を楽しむシーンもあり、「キモオタさん」がTwitterでトレンド入りするほど視聴者を惹きつけたようだ。
同アニメは、少女漫画雑誌「メロディ」（白泉社）にて連載中の斉木久美子氏による漫画が原作。未婚の女性だけで構成された「紅華歌劇団」でスターになることを目指し、「紅華歌劇音楽学校」に入学した少女たちの物語だ。
前回の第3話「クマのぬいぐるみ」では、元・国民的アイドルの奈良田愛の衝撃的な過去が描かれた。女優である母親への複雑な感情、そして母親の恋人から受けた被害が明かされて、Twitter上では「駄目だ。エグい、キツすぎる」「悲惨な過去に言葉を失う」「本気でキツかった…原作とアニメ制作陣の演出力に脱帽」といった反響が広がった。
奈良田が心に深い傷を負っているぶん、彼女を追いかけて神戸までやってきた謎の男・北大路幹也（CV：水島大宙）は、これまで不気味な悪役として捉えられてきた。しかし、最新話「涙の上書き」では、彼が奈良田を追う意外な動機が判明した。さらさと彼が一緒にヲタ芸を打って盛り上がるシーンでは、高クオリティな作画もあって、思わず笑ってしまった視聴者も多い様子。さすが紅華歌劇団でトップスターを目指すだけあって、さらさのキレキレのヲタ芸に注目した人々も少なくないようで、「身長以上にダイナミック」「オタクよりキレッキレなヲタ芸」「紅華の期待の新星、身体能力がずば抜けている」といった声が寄せられている。
そんな笑えるシーンもありつつ、奈良田が一歩踏み出す感動的な展開も「愛が一歩を踏み出せて良かった」「笑いから涙、素晴らしい脚本でした」「これらの要素をたった1話に詰め込めるのすごすぎん？」と好評だ。ストーカー疑惑がかけられていた北大路が一気に株を上げたことで、なんと「キモオタさん」がTwitterでトレンド入り。思わぬ反響の大きさに、北大路役を演じた声優の水島大宙も「まさかの #キモオタさん がトレンド入りとはぁぁぁぁ笑」とツイートし、驚きを示した。
第四幕「涙の上書き」
【あらすじ】
愛を追いかけ神戸までやってきた男に立ち向かうさらさだったが、彼の口から語られたのはアイドル時代の愛との意外なエピソードだった。
愛はさらさを置いて逃げてしまった責任を感じ、意を決して現場へと戻る。しかしそこには驚きの光景が広がっていて……。
(C)斉木久美子・白泉社／「かげきしょうじょ!!」製作委員会
