3年間で免停5回…先日、無免許運転で事故を起こした疑いで都民ファーストの会を除名された木下富美子都議に新たな疑惑が浮上した。
ことし4月、東京・板橋区でスクーターを運転する木下都議と思われる映像が捉えられた。スクーターを運転すること自体問題ではないが、この映像が撮影された4月、木下都議は免許停止期間中の可能性が高いという。
さらに商店街でチラシを配る木下都議の後ろに見えるスクーターが映像のものと似ているうえに、黒のスニーカー、映像の人物が背負っている赤いバッグ、中央にデザインが施されたヘルメットまでも木下都議のモノと酷似している。
ちなみに捜査関係者によると、木下都議の過去の違反の内訳は速度違反が2回、携帯電話使用が2回、信号無視が1回、一時停止無視が1回という交通違反常習者だから驚きだ。そんな木下都議に対して、東京都議会は23日、辞職勧告決議を可決した。決議自体に法的拘束力はないが、木下都議の今後の対応に注目が集まっている。
そのことについて25日にABEMA『ABEMA的ニュースショー』に出演した国際政治学者の舛添要一氏が言及。「(木下都議は)絶対に辞職しない」と述べると、その理由を次のように説明した。
「都議辞めないと思いますよ。決議って全然法的拘束力がないから、辞めないでずっと行けますよ」
この発言について「非難されて、そこまでして議員を続けたいものか」と質問を受けた舛添氏は「ちゃんと飯の…稼げますから。自民党や都民ファーストの会でなくても、一人会派を作れるんですよ。何で作るかというと、会派があると、月に何十万という政務調査費が出るんです。ですから、すぐにそれをやったということは、辞める気がない。親分の小池百合子も黙ってますから。このまま4年間、行くと思います」と語った。
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