“真夏のダンディー”久保利明九段、村山慈明七段を一刀両断/将棋・ABEMAトーナメント
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 プロ将棋界唯一の団体戦「お~いお茶presents第4回ABEMAトーナメント」の本戦トーナメント1回戦第2試合、チーム稲葉とチーム斎藤の対戦が7月31日に生放送され、第5局でチーム稲葉・久保利明九段(45)がチーム斎藤・村山慈明七段(37)に116手で勝利、今大会の本戦初勝利を挙げるとともに、1回戦突破に王手をかけた。

【動画】お~いお茶presents第4回ABEMAトーナメント チーム稲葉VSチーム斎藤

 将棋界のイケオジとして知られる久保九段が、その鋭い指し回しで村山七段を一刀両断した。振り飛車党の第一人者として、後手番からゴキゲン中飛車を採用すると、居飛車の村山七段と対抗形に。先に突っかけては、相手が出てきたところを一旦引き、タイミングを見計らってのカウンター。解説を務めていた村中秀史七段(40)からも「振り飛車のお手本のような指し回し。最後は鮮やかな寄せでした」と語った。

◆第4回ABEMAトーナメント 第1、2回は個人戦、第3回からは3人1組の団体戦として開催。ドラフト会議で14人のリーダー棋士が2人ずつ指名。残り1チームは、指名漏れした棋士がトーナメントを実施、上位3人が15チーム目を結成した。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。チームの対戦は予選、本戦トーナメント通じて、5本先取の9本勝負。予選は3チームずつ5リーグに分かれて実施。上位2チーム、計10チームが本戦トーナメントに進む。優勝賞金は1000万円。

ABEMA/将棋チャンネルより)

お~いお茶presents第4回ABEMAトーナメント チーム稲葉VSチーム斎藤
お~いお茶presents第4回ABEMAトーナメント チーム稲葉VSチーム斎藤

“真夏のダンディー”久保利明九段、村山慈明七段を一刀両断/将棋・ABEMAトーナメント