現在、配信中の『7.2新しい別の窓 #41(通称:ななにー)』(ABEMA)に白石和彌監督が出演。8月20日に公開される「孤狼の血」の続編映画「孤狼の血 LEVEL2」に関するあるエピソードを明かした。
「孤狼の血」は、昭和63年の広島を舞台に暴力渦巻く過激な人間模様が描かれている。続編では松坂桃李が暴力組織を取り仕切る若き刑事・日岡秀一役を引き続き演じ、鈴木亮平が日岡の前に立ちはだかる1人の悪魔・上林成浩役に扮する。
今作は前作の日岡のその後を描くオリジナルストーリー。白石監督は「今回は日岡演じる松坂くんを僕がどういじめるか、みたいなところがあった。日岡は広島のヤクザ界を牛耳っているようで、上手くいかない面も描かれている。なので“どういじめるか”というのはあった」と撮影前の狙いについて明かす。
そんな白石監督は鈴木にオファーをする際、「『僕と一緒に松坂桃李をいじめて欲しい』とお願いした」そうだ。その上で白石監督は「(劇中の松坂には)お腹を撃たれたり、ビルから飛び降りたり、思いつくことを全部やってもらった」と語った。
コーナーを仕切っていた天野ひろゆき(キャイ~ン)に「そんなお願いした時、鈴木亮平くんは何と?」と聞かれると、白石監督は「ちょっと微妙な顔していました(笑)」と答えていた。
稲垣吾郎と香取慎吾、そして天野は既に「孤狼の血 LEVEL2」を鑑賞済みとのことで、3人は「とにかく強烈だった」「怖くて、その後ちょっと飯食えなかった」「こんなに悪い奴をかっこいいと思ってしまった。この体験はちょっと忘れられない」などと感想を語っていた。
そんな「孤狼の血 LEVEL2」は8月20日に全国公開。