「ナスD大冒険TV」のスピンオフ企画「バイきんぐ西村 無人島0円生活体験 withナスD」(ABEMAプレミアム)で、西村瑞樹が無人島をテーマにした映画鑑賞を経て、悟りを開いたような様子を見せた。
西村が連れてこられた、最後の無人島は「沖ノ島(通称:猿島)」だ。ようやく猿島に上陸すると、大量の猿がお出迎え。一時は恐怖心に襲われていたが、西村は島のボスと思われる猿と“ある勝負”で勝利し、以降は「俺が島のボスだから」と堂々とした振る舞いでその場にいられるようになった。
食材を調達するべく、西村は釣りに奮闘した。
西村が猿島の前に滞在したのは雀島だ。雀島では入れ食い状態だったわけだが、西村はその中で「無人島で無人島をテーマにした映画が見たい」とリクエストして、トム・ハンクス主演の映画「キャスト・アウェイ」を鑑賞していた。今思うと、雀島では猿にも邪魔されることなく、比較的充実した無人島時間を過ごしていた。
猿島でなかなか、釣果のあがらない西村はスタッフに対し「今、昨日見た『キャスト・アウェイ』のことを考えていました」と告げる。それから「(主人公役のトム・ハンクスは)無人島に4年いたじゃないですか。その間、奥さんは再婚していて…葬式も行っていて……。生きてるって信じる方がしんどいですもんね。だったら死んだと思って、諦めて先に進んだ方が楽ですもんね」と神妙な面持ちで語った。
番組スタッフから「みたいなことを今の時間に考えていた?」と聞かれると、西村は「ふははは」と照れ笑い。それから「昨日の映画鑑賞はスゴい良い時間だった」と告白した。
その後も、釣りが上手くいかなくても「トム・ハンクスは4年待ったわけだからなぁ。こんなの全然待てますよ」と達観した様子で話していた。
(ABEMA「ナスD大冒険TV」より)