8月13日(金)20時20分より、グローバルガールズグループオーディション番組『Girls Planet 999 : 少女祭典 #2』が、ABEMAにて独占配信された。日・韓・中から33名ずつ選ばれた、計99名の少女が参戦する大規模なグローバルガールズグループデビュープロジェクトとなる本番組。ついに初のTOP9が決定、1位にはJグループから江崎ひかるが選ばれた。
▶動画:初のTOP9、1位はJグループの江崎ひかるに!『Girls Planet 999』2話
『Girls Planet 999 : 少女祭典』は、ENHYPENが誕生し話題となった『I-LAND』など、人気オーディション番組を手掛ける韓国を代表するエンターテインメント企業CJ ENMによる、新たなオーディションプロジェクト。日・韓・中の少女たち99名が、ガールズグループデビューの座を射止めるため、パフォーマンス対決を行う。少女たちの中には、現役アイドルなど、ビジュアルと実力を兼ね揃えた強者が勢ぞろい。超大型オーディション番組からデビューするのは一体誰になるのだろうか。
TOP9候補が続々!超有名スターの妹も登場
ep02「CONTACT」というタイトルのもと始まった今週、「プラネットTOP9」の候補となる少女を選ぶためのパフォーマンス披露の続きから行われた。4人全員がハンドマイクを持ち登場したのはJグループで、「私たちは特別な存在になりたいジョーカーです」と自己紹介する。Jグループで5位につけている久保玲奈のいる本ユニット、久保は、ほかの少女たちからも「玲奈さんは本当に歌がうまいです」「実力に関しては言うことがないです」と絶賛されていた。
事実、本番でも久保は10歳から始めたというパワフルな歌声を響かせ、ユニットをリードする。マスター(審査員)たちも「生歌もすごくうまかった。しっかりしたトーンが出ていました」、「ベースがしっかりしていましたね」と言い合い、結果Jグループ初の4人全員がTOP9候補に。「全員ダンスもボーカルも安定的だった。それに素敵なチームワークだった」という評価理由だった。
続いては、Kグループから4名が登場。全員が18歳というこのユニットは、「透明感があって清純な18ガールズです!」と若々しい自己紹介でアピールする。マスターが「ヒュニン・バヒエさん、お名前に馴染みがあるんですけど?」と尋ねると、バヒエは人気ボーイズグループ・TOMORROW X TOGETHERのメンバー、ヒュニンカイの妹であることを告白。さらに、マスターが「お兄さんがアドバイスをしてくれたことはありますか?」と聞くと、「私がよく兄に連絡して、どうすればうまくできるか聞くんです」と答えた。ヒュニンカイとバヒエがテレビ電話している様子の映像も流れ、兄妹間のコミュニケーションがあらわに。
仲良しなやり取りに少女やマスターたちの間にもほっこりしたムードが流れた。
一転、パフォーマンスになると、ぎこちない動きが目立つ。マスターは「緊張しているみたいだね」と目を光らせ、「この曲は本当にエネルギーがすごく大事。笑顔だけど、目が笑っていなかった」と、厳しい指摘が飛んだ。最終的に、「候補はいません。可能性はあると思うので、頑張って次にもっと素敵なステージをみせてね」とメッセージを送っていた。
FANATICSキム・ドア、CLCチェ・ユジン、圧巻のパフォーマンス!
次も、Kグループから4人ユニットがやってくる。すでにオーラ十分の4人を探ると、全員が番組出演経験やデビュー経験のある実力者揃いであることがわかった。中にはPRODUCE48のキム・ドアの姿もあった。マスターが、ドアに「FANATICSとして活動していますが、この番組に挑戦した理由は?」と聞くと、ドアは突然涙を浮かべた。「(FANATICSは)解散していないのに、メンバーの間ではそういう話が出ました。現実的に最後のチャンスだと思う。この番組でいいチャンスを得られるかもしれないと思い応募しました」と切実な思いを訴え、思わずもらい泣きする少女たちも。
いざステージがスタートすると、少女やマスターの目が釘付けになるような、圧巻のパフォーマンスを披露。少女たちは、「歌が本当にうまいね」「表情や仕草がパーフェクト」とため息を漏らした。気になるマスターの評価は、「デビューした皆さんは評価基準を高めざるを得ません。キャリアがあるので。それを考慮したとき、4人全員が本当に上手でした」、「ひとつのチームとして見えました。それぞれの長所を本当にうまくいかしたステージでした」となり、結果、4人全員がTOP9候補となった。ユニットの全員は、うれしさのあまりその場で泣き崩れていた。
ユニットでのパフォーマンスが続いたところで、Cグループ2位の実力者スー・ルイチーがソロでやってきた。ルイチーは「ボーカルOK、ダンスもOK、ラップもOK、目標はエース、スー・ルイチーです」と自信たっぷりに自己紹介。『Snapping』のパフォーマンスでは、自己紹介通りの高い実力を示し、マスターたちも思わず前のめりに。「うまいですね」、「芸能人だ」、「びっくりしました」と声を合わせた。「目に殺気が感じられ、上手すぎて言うことがない」とまで言わしめ、当然TOP9候補として残った。
その後、Kグループからソロでパフォーマンスした少女は、「腰を曲げながら歌っても、全く乱れがない」とTOP9候補になった。さらにCグループからやってきた2人組は、体のやわらかさを生かしたダンスを見せる。またKグループからボーカルに自信のある2人組がやってきて、「本当にうまい。イヤフォンを両方つけて聞いた参加者は初めて、2人ともTOP9候補です」と、次々と候補になっていく。こうして実力者が立て続き、マスターたちも「みんなうまい…」と候補に入れるか、外すかの選択基準で悩んでいた。
紆余曲折ありながら、とうとう最後のひとり、CLCのチェ・ユジンの番がやってきた。事前インタビューでは、本オーディション参加の理由を「(CLCの)活動をしないと事務所から聞かされました。本当に活動を頑張ってきました。パワフルなコンセプトの中で自分が埋もれてしまっていると感じた。歌手をこれからもずっと続けていきたい。こんな魅力もあるんだといろんな姿をお見せしたい」と語り、並々ならぬ決意を胸に参加している様子が見て取れた。
ステージの直前では、ハイヒールを脱いで裸足になる。曲が流れると、ユジンは思いっきり全身を使い、歌とダンスを披露した。マスターも「魅力があふれていますね」と、カメラ目線でしっかりアピールを決めたユジンに笑顔を見せた。終了後、「裸足でステージをこなしていましたけど、理由は?」とマスターが尋ねると、ユジンは「2日前にヒールを受け取って、1日中履いていたら靴ずれができたんです。エネルギーが弱く見えるかもと思ったので脱ぎました」と話した。マスターからは「素晴らしい選択だと思います」と評価され、「キレのあるダンスとはじける魅力。とても楽しんで見えた。これからもっと期待したい」と、オールパスでTOP9候補になった。
これにて全員のパフォーマンスが終了した。プラネットマスターのヨ・ジングは、「32組のステージが終わりました。TOP9にK・C・Jの割合の制限はありません。CELL再組み合わせの優先権をもらうプラネットTOP9を慎重に選んでください」とマスターたちに告げた。マスターたちは真剣な表情でTOP9を選ぶ会議を行い、「まずは実力の順番だ」、「リーダーシップのあるメンバーを中心に選ぶ」など、それぞれの意見が飛び交った。
TOP9の発表、1位は江崎ひかるに!新たなCELL再編成
いよいよ、TOP9のメンバーが9位から発表された。9位は桑原彩菜(J)、8位はツァイ・ビーン(C)、7位はチェ・ユジン(K)、6位はソ・ヨンウン(K)、5位はチョン・ジユン(K)、4位はスー・ルイチー(C)、3位はシェン・シャオティン(C)、2位はカン・イェソ(K)、そして1位に輝いたのは江崎ひかる(J)となった。1位の江崎は、驚きのあまり言葉を失っていたが、マスターは「最初のインパクトでひきつけられた」と彼女の実力を称えていた。
ヨ・ジングは、「マスターたちの評価で決まったが、この順位は永遠ではない。これからはプラネットガーディアンの投票によって決まります」と改めてルールを説明。そして「CELL再編成を開始します。TOP9の9人には、CELLメンバーを先に選択できるチャンスが与えられます」と話した。つまり、今のCELLを継続することもできれば、新しいCELLを作ることもでき、KCJそれぞれひとりずつの3人で組み合わせれば、TOP9からも選ぶことができるとのこと。
注目の現在1位の江崎は、「(4位の)スー・ルイチー(C)、(5位の)チョン・ジユン(K)とCELLを組みたいです。パフォーマンスを見て、ふたりを選びたい気持ちが固まっていました」と新しいCELLを積極的に組んだ。その後もTOP9から新しいCELLの選択が続き、合計5個のCELLが結成された。当然、選ばれなかった少女は自ら再編成をすることになり、新しいCELLに再編成したい者は手を挙げ、誰も手を挙げなかった場合は現在のCELLが維持されることに。そこで完成されたCELLは7個で、その後新しいCELLが作られ、改めて33個のCELLが完成された。
CELLが完成された段階で、最初のグローバル投票が始まった。全世界のプラネットガーディアンによるグローバル投票は、1日1回参加できる。少女の生存と脱落を決めるCELL投票と、TOP9の候補が決まる個人投票で進められる。応援したいと思う3つのCELLを選択し、投票後、KCJそれぞれのグループから3人ずつ、計9人を選んで個人投票を行うというもの。投票結果は韓国50%、そのほかのグローバル全地域50%の構成となる。
99人の少女たちは共同生活へ、新たなミッションとは?
出だしからかなりの緊張感がある場面が続いた少女たち99名は、終了後、全員で共同生活を行う“プラネットキャンプ(寮)”に向かった。ここではCELLごとの部屋でわかれ、ようやくリラックスした表情の少女たちが、思い思いにコミュニケーションを取る姿が映し出された。部屋にはリボンに包まれたボックスが用意されており、中を開けると、練習服やダイアリー、化粧品などの“必要物資”が詰め込まれていた。夜になると、本当の女子寮のように、ひとつの部屋に集まってゲームをするなどで盛り上がる少女たちもいれば、一方では、これからについて真剣に話し合ったりなど、様々な過ごし方で夜は更けていった。
朝になると早速“起床ミッション”がスタート。「CELLの皆さんは一緒に練習棟の1階に来てください」というアナウンスが響くと、全員が飛び起きて起床ミッションに挑む。内容は、彼女たちの子ども時代の写真を集めボードにはめていく、というもの。てんやわんやで何とか全員がミッションを終えた。
起床ミッションを終えた後は、ヨ・ジングが登場。いよいよスタートとなる、最初のミッションを発表した。「最初のミッションは、コネクト・ミッション。99人の少女がK-POPを通じてつながるという意味を持つミッションです。1曲あたり3つのCELL、つまり9人がひとつのチームになり、パフォーマンスを行います」と内容を告げた。ミッション1曲あたり、ふたつのチームが選ぶことができ、同じ曲を選んだチーム同士対決をしなければいけないというチームバトルミッションでは、マスターの選択によって勝利チームが決まる。勝利したチームには生存に関わる重大なベネフィットが与えられ、さらに勝利チームのうち1位のチームには、夢の舞台「M COUNTDOWN」でパフォーマンスを披露できるという特権も。
1位のチームは夢の舞台「Mカウントダウン」のステージに!
課題曲は、BLACKPINK「How You Like That」、IZ*ONE「FIESTA」、OH MY GIRL「五番目の季節 (SSFWL)」、TWICE「YESorYES」、さらには“EBS”と題され、「EXOかBTSかSEVENTEENの曲」というパターンから選ぶことができるという。この中から、同じ曲を選んだふたつのチーム同士が対決し、勝利チームは、チーム全員最初のグローバル投票の締め切り前、24時間の間投票数が2倍となり集計される。また、ボーイズグループの曲を選んだチームはふたつのチームと対決しなければいけないため、投票数が3倍となり集計される。
起床ミッションで1位になったCELLから同じチームになるCELLを選択できる機会を与えられた。次々とチームができていき、計11チームが完成した。33のCELLのうち、最初の生き残りの発表式で脱落する人数の数は16個、つまり48人が脱落することになると、ここで発表された。悲鳴にも似た声をあげる少女もいたが、ジングは「しかし、ここで終わるわけではありません。脱落者にも最後の生存チャンスが与えられます。プラネットパスというもので、マスターたちの話し合いを通じて、KCJ各グループから1人ずつ計3人の少女が選ばれます」と希望を残していた。
次回の『Girls Planet 999 : 少女祭典』は8月20日(金)20時20分よりスタート。なお『Girls Planet 999 : 少女祭典』#1、#2はABEMAビデオにて無料配信中だ。