様々なバラエティ番組で活躍しながら、自身のYouTubeチャンネルで動画を公開しているチョコレートプラネット。瑛人の『香水』を真似した動画、「悪い顔選手権」「ZOOM FREEZE選手権」など、多くの動画がバズり、YouTuberや著名人がカバーしている。
そんな、チョコプラが自ら考案した番組オリジナル「○○CUP」を出演者がガチンコで勝負するのが、8月23日深夜0時55分からスタートした『チョコプラCUP』だ。内容は、芸能界イチのワイルドを決めるトーナメント「フリースタイルワイルドCUP」など、そのタイトルからは予想もつかないものばかり。
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この番組への意気込みや、普段どの様に企画を考え、楽しんでいるのかをチョコプラの2人に聞いた。
自由に楽しいことができるのは嬉しいけど…恐さも
――新番組『チョコプラCUP』はとても斬新な企画となっていますが、最初に企画を聞いた時の率直な感想を教えてください。
長田:ここまで俺たちの考えた企画を自由にやらせてもらえることなんて、なかなか無いので。面白そうだなって。
松尾:テレビで出来ないことをYouTubeでやるというのが多いと思うのですが、その逆の企画だなと。自由に楽しいことをテレビでやらせてもらえて最高っすね。
――実際の収録はいかがでしたか?
長田:とんでもないことが起こっていますね。僕らもどうなるか分からない状態でやっているので。新しさと不安と…「冷静と情熱のあいだ」みたいな感じです。
松尾:スタッフさんも含め、誰もゴールを分かってないっていう。まさに手探り状態でやっているんですけど。化学反応がたくさん起こって、面白いことがたくさん…どうなっちゃうんだろうって恐いですね。
長田:番組に出てくれる方も、普段から仲良くしている芸人から、まさかの芸人、そして芸人じゃない方まで、本当個性的なので。とんでもないことになっています。
次々に生まれる新企画!どうやって思いつく?
――お2人の素晴らしい企画力から生まれた新番組ですが、アイデアはどんな時に思いつくのですか?
長田:考えようと思って時間を作るのではなく、常に、ふと思いつくんですよね。ボツはとかもなくて、とりあえず出してみる。それだけの話なんです。
松尾:全て長田さんが考えてくれているので、僕はプレイヤーとしてそのゲームをどう面白く盛り上げられるかをやっています。
YouTubeだったら「明日撮るのはこれです」って、グループLINEにタイトルとかメニューがずらっと送られてきて、必要な物だけ持っていって。カメラがまわる直前に内容を教えてもらって、深く聞かないままやっていきます。
――長田さんのアイデアも素晴らしいですし、松尾さんの反射神経もすごいですね! YouTuberがカバーしたりしていますが、その現象についてはいかがですか?
松尾:ネットニュースとかで知るのでビックリしますね。僕も長田さんが思いついたことをそのままやっているだけなので、皆さんと立場は一緒なんです(笑)。これからも、面白いやつがあったらぜひやってみてほしいです。
――五輪開会式の「ピクトグラム」再現もすごいスピードで公開されていましたね!
長田:開会式見ていて、「明日撮ろう」ってすぐLINEしました。青と白の全身タイツとパネルを用意してもらって、その場で切ったり作ったり工夫して撮りました。絶対誰かやるだろうなと思って、早い者勝ちだ!ってすぐやりました。
松尾:スピード勝負ですごく楽しい撮影でした。
反響の大きさに驚いた動画、もっと見て欲しい動画
――これまでたくさんの動画を発表してきて、意外だった反応・反響というのはありますか?
長田:やっぱり「悪い顔選手権」は驚きました。あんなに反響があると思わなかったですね。
松尾:「悪い顔選手権」はビックリしましたね。あと瑛人君の『香水』は、「明日これ撮る」って本家のYouTubeのリンクが送られてきて、よく分からないまま行って踊って…というだけだったので(笑)。ただ行って踊って、公開されたらあんなことに。
長田:思ったより伸びなかった、というのもいっぱいあって。氷室さんとか坂上さんのASMRの動画を出しているんですが、あれは全く伸びないですね。
松尾:撮っている時はすごく楽しいんですけどね。
長田:撮っている時に楽しいのって、伸びなかったりするよね(笑)。「これで大丈夫か?!」というものの方が、反響が良かったり。
松尾:「悪い顔選手権」も撮っている時、なんか嫌な気持ちで。犯罪をテーマにしていたりするので、怒られたら嫌だな…とか心配していて。でもバーンと伸びたので、本当に読めないです。
今後番組でやってみたいことは?「俺たちが一番分かっていないです(笑)」
――お2人が見ている、お好きなYouTubeチャンネルはありますか?
長田:中田(敦彦)さんの「YouTube大学」とか、最近はジェラードンのチャンネルが面白くて観ています。学べる系が好きなので、アニメーションで歴史や哲学を解説してくれる「ぴよぴーよ速報」もクセになります。
松尾:僕はテレビっ子なので、芸人さんのYouTubeとかあんまり観ないんですよね。MVとかはよく観ます。マイケル・ジャクソンのバックバンドのドラムの方が、マイケルの曲をドラムで叩いているのとか大好きです。
――教えていただきありがとうございます、チェックさせていただきます。今後、『チョコプラCUP』でやってみたいことはありますか?
長田:新しい競技とかやってみたいですね。僕たちで考えた競技を皆で競い合う。
松尾:『チョコプラCUP』って言ってるくらいなので、芸人とか芸能人だけじゃなく一般の方も参加した全国大会とかやってみたいですね。「ハモネプ」みたいな、頑張っている姿を見て僕らも泣いちゃうくらいの、そういう企画までいけたら良いですね。
――視聴者の皆様へメッセージをお願いします!
長田:台本があってない様な、何が起こるか分からない新しいテレビなので、観てくださる方に見守っていただきながら。
松尾:明確にオススメ出来る所が、まだ誰も見つかっていないので(笑)、視聴者の方にオススメの所を見つけてもらって、周りの方にオススメしていただきたいです。
長田:本当に俺たち自身が一番分かってないっていうね(笑)。そんなドキドキ感も楽しんでください。
――今日は、楽しいお話をどうもありがとうございました!
文・取材:中村梢