大坂松竹座「十月花形歌舞伎」『GOEMON 石川五右衛門』の制作発表会が24日都内で行われ、俳優の今井翼(39)と歌舞伎俳優の片岡愛之助(49)が登場した。
【映像】今井翼、ジャニーズ事務所の名誉会長・藤島メリーさんとの思い出明かす
2011年に初演を行った『GOEMON 石川五右衛門』は、愛之助演じる伝説の大盗賊・石川五右衛門が“実は赤毛でスペインの宣教師の血を引いていた”という奇抜な設定とスタイリッシュな演出で展開する舞台となっている。
片岡「この五右衛門は初めて歌舞伎をご覧になる方にもわかりやすく作っております。実は色々なお芝居のパロディがちょこちょこと入っているので、普段から歌舞伎を見に来られている方にも『あれはあのお芝居のパロディだ』と見つけていただければ幸いです」
今回で今井との共演が3度目になるという片岡。プライベートでの嬉しかった出来事を語った。
片岡「たまたま(今井と)行く美容室が同じなんですよね。僕が(美容室に)入る前に、翼くんがついさっきまで行っていたと。普通なら『よろしく言っておいて』という感じになるか、最近だとメールやLINEで『さっき美容室に行ってました。また会いましょう』みたいな感じになると思います。しかし、(今井は)お手紙を置いていってくれて。なかなか最近手紙って珍しくないですか?すごく熱いものを感じまして嬉しかったです。“熱い男”ですね」
また今井は、今月14日に93歳で亡くなったジャニーズ事務所の名誉会長・藤島メリーさんについて「ジャニーさんにはもちろん感謝しています。メリーさんというのは本当に厳しくも非常に温かく、深い愛情を幼いころからくださった。僕もメリーさんの“芸能界の息子”の1人だと自覚しています」と明かした。
さらに藤島メリーさんとの思い出について振り返り「“息子”としては常に怒っていてほしいのですが、僕が弱ったときは強く抱きしめてくださった。それから僕自身、新たな活動再開をする直前に会ったのが最後だったのですが、その時に何度もハグをさせていただいて『頑張りなさいよ』と見送ってくださった」と話している。(『ABEMA NEWS』より)