アニメ「白い砂のアクアトープ」第8話では、主人公・海咲野くくる(CV:伊藤美来)と観光協会で働く公務員・久高夏凛(CV:Lynn)の友情が深まる展開だった。
「白い砂のアクアトープ」は、監督・篠原俊哉、シリーズ構成・柿原優子、制作・P.A.WORKSによる完全新作オリジナルアニメーション。沖縄のちいさな水族館“がまがま水族館”を舞台に、館長代理を務める女子高生・海咲野くくると、居場所をなくした元アイドル・宮沢風花(CV:逢田梨香子)の絆や葛藤が描かれる。
前回放送された第7話では、ぶっきらぼうな飼育員・屋嘉間志空也(CV:阿座上洋平)の過去が明らかになった。かつて空也は、女子グループから受けた嫌がらせが原因で高校を退学。その後、くくるの祖父“おじい”(CV:家中宏)と出会い、がまがま水族館で働くことになった。空也がおじいとの思い出を振り返る一幕もあり、ファンからは「一気に好きになった!」「中々重い過去を背負ってるな…」といったツイートが相次いだ。
第8話「crab crisis」では、がまがま水族館が病院の小児科に出張することになった。そんな中、看護師長・金城(CV:名塚佳織)の“とある一言”がキッカケで、くくると夏凛は気まずい雰囲気に。しかし、子どもたちが喜ぶ姿を見た夏凛は、かつて水族館の飼育員を目指していたことをくくるに告白。驚くくくるに対して、夏凛は「理想のために突っ走ってるくくるがうらやましい」と本音を吐露した。
夏凛の意外な過去に、Twitter上では「くくる達への親身さを思えば納得」「突っ走るくくるに託す姿、好感!」「仲違いがちょっと新鮮だった」「家の事情で夢を諦めるのつらい…」「仕事に向き合うことも考えさせられたなあ…」といったコメントが殺到。番組公式ハッシュタグが見事トレンド1位を獲得していた。
第8話「crab crisis」
【あらすじ】
夏凛の尽力で生き物を連れて出張をする「移動水族館」の開催が決まった「がまがま水族館」。当日、会場となる病院で準備を進める飼育員たち。その途中、看護師長・金城の元に挨拶に向かうくくると夏凛。だが金城の言葉がきっかけで2人は気まずい雰囲気に。一方、準備を進める風花は持ち込みを禁止されたカニが水槽内に紛れ込んでいることに気が付く。病院の関係者に見つかる前に隠そうとするが!?
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