劇団EXILEが初めてメンバー全員揃って主演を務める連続ドラマ『JAM-the drama-』は、2018年に公開された映画『jam』の世界観を踏襲した作品。今回約3年ぶりに劇団EXILEと鬼才・SABU監督がタッグを組んだ。
【独自インタビュー】青柳翔&秋山真太郎が明かす“劇団EXILEの魅力”(4分50秒ごろ~)
同ドラマは、落ち目のアイドル演歌歌手「横山田ヒロシ」、意識を失ってしまった恋人の回復を祈る「西野タケル」、寡黙な青年「川崎テツオ」を中心に、メンバーそれぞれが主役となり物語が展開。9人の運命が複雑に絡み合い、激変する。
インタビュー第1弾では、劇団EXILEの中心的メンバーで実力派俳優として活躍する青柳翔(36)と、グループの最年長メンバーでリーダーを務める秋山真太郎(39)が登場。役作りに苦労した点や劇団EXILEの魅力を語った。
――落ち目のアイドル演歌歌手「横山田ヒロシ」を演じる青柳さんと、「ヒロシ」のコンサートで強盗事件を起こした「山下トオル」を演じる秋山さん。それぞれの役柄や役作りについて教えてください。
青柳「『横山田ヒロシってどういう人なんだろう?』と掘り下げるよりは、新しい情報がバンバン入ってきて『あれ、横山田ヒロシってそんな人だったっけな?』って役柄を結びつけなきゃいけない方向に変わっていったので、それはすごく楽しかったですね」
秋山「前回は、ヤクザにもなれないような半端者がどうしても自分の人生を諦めきれなくて、もがいてもがいて……という矢先にたどり着いた展開だったので、お芝居をしていても楽しかったです」
――同ドラマで、演歌の女王・八代亜紀さんとのデュエットが実現した青柳さん。歌唱シーンの撮影はいかがでしたか?
青柳「本当に(八代さんとのデュエットが)親に自慢できるなと思いましたね。最初『歌の後半は八代さんだけでいいんじゃないですかね』という提案をしたんですよ。八代さんの歌を聴きたいし、八代さんの声で成り立っている所があるじゃないですか。そう提案したら、『一緒に歌おうよ』って言われました」
秋山「モニターで見ていたんだけどさ、綺麗だね」
青柳「めちゃめちゃ綺麗ですよ」
秋山「色気がすごかった」
――物語の中盤で登場するダンスグループの一員を演じた秋山さん。心配だったこととは何ですか?
秋山「僕もうすぐ40歳になるので、体がギリギリ動くか動かないかの境目にいたので」
青柳「ダンスをずっとやっているとか、日々トレーニングをしている人じゃないですもんね」
秋山「基本的に振りを覚える作業がないので大変でしたけど、でも楽しくやらせていただきました」
――ソロ活動も増える中、今回メンバー全員が集結して新作ドラマに挑戦した劇団EXILE。それぞれが感じているグループの特徴や魅力を教えてください。
青柳「ラップをやっている人もいるし、ダンスから来た人もいるし、歌から来た人もいる。本当にさまざまなジャンルから来た人がいて、挫折して来た人もいる。そんなグループなんじゃないかなと思っています」
秋山「色々な人が集まって、それでも1つになる時は1つになって夢を追っている場所かなと思います」(『ABEMA NEWS』より)