8月30日より順次放送中のアニメ「うらみちお兄さん」第9話に、情緒不安定な青年・木角半兵衛(CV:木村良平)が初登場した。
本作は、WEBマンガ誌「comic POOL」にて連載中の久世岳氏によるコミック「うらみちお兄さん」が原作。爽やかだけど中身は情緒不安定な体操のお兄さん・表田裏道(CV:神谷浩史)の日常を描くブラックコメディだ。
第8話では、裏道が子どもの「忖度ってなに?」という質問に答えた。裏道は、忖度について「相手の気持ちを推し量ること……といえば聞こえはいいけど、明日を生きたければ、偉い人の顔色を上手にうかがおうねってことだよ」と説明。さらに「じつは大人は大して難しい話をしていない。自己保身に走るあまり、言い換えや置き換えで複雑そうに見せているだけ」とも語った。これにファンからは「心に刺さった…」「何気にタメになる回でした」などの反響が寄せられた。
最新話にあたる第9話「最近の若い子」では、裏道が販売企画部に所属する木角に呼び出された。「頼れる上司も本命の彼女も、都合が悪くなるとすぐ逃げる」と愚痴る木角にビビる裏道だったが、「クリスマスは1人で過ごすんですか?」と恐る恐る質問。すると木角は「クリスマスに1人とか有り得なくないですか」と答え、彼と分かり合えるかもしれないと考えていた裏道は“心のドア”を勢いよく閉じてしまった。
裏道以上に情緒不安定な木角は、視聴者に強烈なインパクトを与えたようだ。Twitter上では「うらみちさん以上にヤバいキャラ来たw」「面白く黒いキャラしてましたね」「うらみち同様に闇を持ってますね」「もはや笑顔が怖い」「怯えるうらみちお兄さんが珍しくて可愛かった…」といった感想が相次いでいた。
第9話「最近の若い子」
【あらすじ】
いよいよクリスマス☆ 大人も子どもも浮き足立つ中、師走の激務が裏道を襲う。
企画販売部の木角に呼ばれた裏道は、そこで彼の闇に触れ……。
さらには年末恒例の面倒ごとまで! ちゃんと仕事納めはできるのか!?
(C)久世岳・一迅社/「うらみちお兄さん」製作委員会