8月27日(金)20時20分より、グローバルガールズグループオーディション番組『Girls Planet 999 : 少女祭典 #4』が、ABEMAにて独占配信された。日・韓・中から33名ずつ選ばれた、計99名の少女が参戦する大規模なグローバルガールズグループデビュープロジェクトとなる本番組。コネクト・ミッションですべての結果が出そろい、ベネフィットを享受したチーム、さらに「M COUNTDOWN」への出演権を手にしたチーム、敗北チームなど悲喜こもごもの結果となった。

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BTS、SEVENTEEN、IZ*ONEなど人気曲続々!夢の舞台「M COUNTDOWN」に出演するのは?衝撃の結果に『Girls Planet 999 #4』
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 『Girls Planet 999 : 少女祭典』は、ENHYPENが誕生し話題となった『I-LAND』など、人気オーディション番組を手掛ける韓国を代表するエンターテインメント企業CJ ENMによる、新たなオーディションプロジェクト。日・韓・中の少女たち99名が、ガールズグループデビューの座を射止めるため、パフォーマンス対決を行う。少女たちの中には、現役アイドルなど、ビジュアルと実力を兼ね揃えた強者が勢ぞろい。超大型オーディション番組からデビューするのは一体誰になるのだろうか。

 #4は、「コネクトミッション」の後半戦。99人の少女たちがK-POPを通じてひとつにつながるコネクトミッション。3つのCELLがひとつのチームとしてつながり、ステージが披露される。全11チームのうち、8つのチームが同じ曲を選択し、2チーム同士でバトルを行う。EXO、BTSSEVENTEEN(※男性グループ)では、3チームがバトルを行い、バトルの勝者がマスターの選択によって決まる。そこでは、どれだけ多くの努力を注ぎ、完成度の高いパフォーマンスを披露したかが評価の対象となる。

 バトルに勝利したチーム全員は、グローバル投票締め切り前の24時間の間、投票数が2倍、さらに3チームでの対決に勝利したチームは、3倍となるベネフィットが与えられる。もうひとつのスペシャルベネフィットとして、マスターの選択で最もうまい1チームが「M COUNTDOWN」のステージに上がる栄光が与えられる。最終的に、全世界のプラネットガーディアンの投票結果によって、33のCELLのうち16のCELLは脱落。48人がこの日を最後に、離れることになる。

IZ*ONE『FIESTA』、「正直とても残念」「本物の祭りのよう」評価分かれる

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 IZ*ONEの「FIESTA」を披露する1チームは赤い衣装をまとい、「9つのきらきら光る宝石クラウンです」と紹介。2チームはまったく異なる青の衣装で、「ウィーキャンフライ、私たちはバタフライです」とチーム紹介した。先行となったのは2チームで、リハーサルではメインボーカルを担当する伊藤美優が、度重なる練習で喉を痛め、思うように声が出せない場面が流れた。マスターたちは「ファルセットも出ないみたい。大変だ」と言い、さらに「美優さん、不安定でしたね。後ろのほうではアドリブも合っていなかった。もっと力強く声を出してください」と、叱咤激励。本番前、伊藤は「万全な状態ではないんですけど、チームのみんなが応援してくれているし、自信を持ってパフォーマンスしたいです」と不安気な表情ながらも、健気に取り組むことをアピール。

 いざ本番では、キリングパートについては「いいね!」というマスターの評価があり、全体的にまとまっている印象もありつつ、ところどころミスが目立つという惜しい展開に。終了後、マスターは「美優さん、1番までは力強く声が出ていると思ったけど、後のアドリブラインからは正直とても残念でした」と、不安定な歌唱への評価がくだっていた。

 続いて、1チームの中間チェック。スタートはよかったが、途中からファン・シンチャオが歌詞のミスに加え、振りまで間違えボロボロの様子が流れた。マスターたちは無言で険しい表情をし、「見ていて居心地が悪かった。死ぬ気で頑張った?死ぬ気でやってないと思う」と辛らつに言葉を浴びせる。特にファン・シンチャオに対しては「実力不足でも諦めないでほしかった。諦めたのが一番がっかりしたところ。他のメンバーに対しても迷惑がかかるということを肝に銘じてほしい」と気持ちの面の甘えを厳しく指摘。シンチャオは「他のメンバーに申し訳ない。みんな上手くやっているのに私だけできていない。練習の速度についていけず辛い。」と話し、中間成績発表でも最下位セルに選ばれてしまった。その後、遅れを取り戻すために必死にダンスの練習に打ち込んでいた。

 本番では、チームの息がよく合い、練習時とは見違えるようによくなっている少女たちの姿があった。その上達ぶりに、マスターたちも思わず笑顔になり、ハンドサインでグッドポーズが出るほど。「ダンスがすごく揃っている!」と興奮しながら、シンチャオについても「何があったの!」と言うほど魅了されていた。終了後、マスターは「本物の祭りのような感じがしました。メンバーの息もぴったりだし、特にシンチャオを褒めたいです。とても上手でした。自信のない姿を乗り越えて、このような素晴らしいステージを作ったのが本当に素敵」と大絶賛していた。

 結果、勝利したのは1チームとなり、嬉しさのあまりメンバーたちは全員で抱き合い、涙を浮かべた。リーダーを務めた坂本舞白は、「足りないところも多かったリーダーの私によくついてきて、努力してくれて、ありがとう。全部メンバーの皆さんのおかげです」と、また涙。悔しい結果となった2チームのリーダーも「一緒にいつも努力してくれて、感謝しています。本当にお疲れさまでした」とメンバーの苦労をねぎらっていた。

「自信もないし集中もしていない」厳しい声も、OH MY GIRL『五番目の季節(SSFWL)』

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 続いてのバトル曲は、OH MY GIRLの「五番目の季節(SSFWL)」。切ない歌詞をどう表現するかに注目が集まる本曲。チーム紹介では、1チームが「私たちは春・夏・秋・冬、すべての季節の魅力がつまった、私たちの季節です」とし、2チームは「表情オーマイゴッド、パフォーマンスオーマイゴッド、歌オーマイゴッド、私たちはオーマイゴッドです」と茶目っけたっぷりに表現した。

 2チームからの披露となったが、実は2チームは中間チェックの出来がイマイチだった。マスターは「もう少し責任感を持ってほしい」、「リズムと音程が正確じゃなかった」としながらも、「(リーダーの)イ・ナヨンさんが大きな責任を感じていたと思う」とナヨンに振る。ナヨンは、「メンバーの皆さんが、本当によくついてきてくれたので大丈夫です。少しだけプレッシャーは感じました」と心の内をさらし、涙した。のちのインタビューで、イ・ナヨンは「歌もダンスもリーダーもメインボーカルもと、あまりにたくさんのことを引き受けていたので、ひとりで引っ張る感じになっていた」と、重荷に感じていたことを告白していた。

 その後、必死に練習した甲斐あってか、本番直前のリハーサルでは、マスターたちからも「最初のひどかった状態からかなり上達した」「あんなに上手かったっけ」と評価を受けた。本番では、音がずれる箇所もありつつ、メインボーカルが引っ張る結果に。終了後、マスターは「気になったのは、メンバー全員が集中したのかどうか。みんな、自信もないし集中もできていない。この歌詞は切ない内容なのにそれが感じられず、何も伝わらなかった」と見透かしたようなコメントをする。続くマスターも、「なぜ集中できなかったんですか?次のパートをどうしよう、という焦りが目に現れていた。心残りのあるステージだった」と同様の意見を述べていた。

 一方、1チームは練習の時からチームワークの良さを発揮し、特にリーダーのキム・ボラに対しては「すごくいいリーダー、ボラさんがいるから怖くない」とメンバーからも一目置かれていた。中間チェックでも、マスターたちは「解釈をどのようにしたのかわからないけど、本当にうまかった。聞いていながら、一緒にくちずさんでいた」、「リーダーの役割を見事にこなしていたキム・ボラさんに拍手」と称賛が相次ぐ。しかし、本番前のリハーサルではなぜかミスが目立ち、マスターは「今日はどうしたの?明らかに2チームより練習ができていない。100%だ」と厳しい声。

 しかし、本番では集中力を高めたのか、高レベルのパフォーマンスをしてみせた1チーム。マスターたちも「シオン本当に綺麗」、「うまいねボラ」と安定のパフォーマンスや歌の実力に納得顔で、鑑賞していた少女たちさえ笑顔にさせるような引き込み方を見せた。マスターは、「正直、序盤は集中があまりできていなかったけど、後半にいくほどメンバーたちが集中していくのが見えてよかった。ボラさんの集中力が本当に素晴らしいです」と少女たちの頑張りを称えた。

 OH MY GIRLの「五番目の季節(SSFWL)」で、どちらのチームにするかというマスターらの話し合いでは、「実力がほぼ同じくらいだった」、「最初は実力の差がすごくあったけど、2チームがどれだけ練習を頑張ったのかが目に見えた」と、意見が飛び交う。拮抗したものの、判定は1チームの勝利となった。1チームのリーダーは、「メンバーのみんなが本当に一生懸命練習して助け合った。私たちの季節がつくりあげられた。もっと皆さんに期待してもらえたら、うれしいです」と、全世界のガーディアンズに呼び掛けていた。

投票数が3倍に!EXO、BTS、SEVENTEENの名曲、熾烈な争いに

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 最後の対決は、EXO、BTS、SEVENTEENの男性グループの曲を選択したチームのバトルだ。EXOチームは「WE ARE TOP!皆さんに特別な瞬間をお届けする、レッドムーンです」、BTSチームは「私たちはキレイで、愛らしくて、かわいいけど、隠したカリスマがあふれるカリスマスクです」、SEVENTEENチームは「私たちはかわいいエネルギー、キューティキューティーンです」と、個性溢れるチーム紹介をそれぞれ行った。

 最初に披露するチームは、BTSの「MIC Drop」。本番開始前、マスターは「このチームは本当に自信がまったくなかった。このままではステージに上がれない程だった…」と、練習が散々だったことを思い起こす。中間チェックでは、歌もダンスも未熟すぎるため、「もうやめましょう。ストップ」とマスターが途中で止めるほど。マスターは、「こんな風にするのなら家に帰ってください」「私たちのチームどうしよう。みんなできないし終わった。そう思った瞬間終わりだけど、それが表情に現れている」と率直に言うと、泣き出すメンバーも。すると「泣かないで!泣いてる場合じゃないでしょ」とぴしゃり。「できなければできない程、ほかの子たちと同じ時間練習しようと思わないで」と、はっぱをかけた。

 ほかのチームも心配そうに見守っていた本番では、出だしのラップから力強く、格好よさを全面に打ち出したステージをしてみせ、その変貌ぶりで全員を驚かせた。マスターたちもノリノリとなり、「まったくの別人みたい」と彼女たちの頑張りを評価し、胸がいっぱいの様子。終了後の評価では、「今日はひとつのグループみたいだった。ボーカルも、ダンスもかなり心配したけど、本当に格好よかった」、「期待よりは心配の声が多かったチームだけど、皆さんが成長してきたのが本当にうれしい」と、好評価をくだしていた。

 続いては、SEVENTEENの「Pretty U」を披露するチーム。中間チェックでは、ちょっとした事件が起こる。笑顔あふれるパフォーマンスに、思わずマスターもにっこりし「決してうまかったとはいえないけど、みんな集中力を保って最後までやり遂げたのがよかった。」「キリングパート、グイン・マヤさんが一度やってもらえますか?」と、担当していたイ・ユンジではなく、マヤを指名。マヤがおぼつかない様子ながらパフォーマンスしてみせると、マスターは「キリングパートの部分を正直、マヤさんがやってくれたらいいなと思う。相談してみて、ユンジさんもそういう意向があれば」と提案。

 メンバー同士の話し合いでは、「実力が不足していたのかなと思った。悔しかったです」と言い、ユンジは思わず悔し涙。メンバーが慰めるものの、「キリングパートはチームの顔でもあるから。私はうまくこなせなかった気はする。申し訳ない」と言い、結局、「生き残るためにマヤが担当するのがいいと思う」とし、キリングパートをマヤに譲ったユンジだった。

 本番では、歌もダンスもミスなく、それぞれのパートが活きるステージを見せ、見事なチームワークも光る。さらに、そのキュートさには、マスターからも思わず笑いがこぼれ、「本当にうまい」と言いながら口ずさむ姿も。終了後、マスターたちは、「本当にかわいい」、「よくやった」と言いつつ、「キリングパートのマヤさん。本当に爽やかでした」とマヤを名指しで褒めた。「メンバー全員がマヤのテンションについていったので、メンバー同士のチームワークや相性のよさが際立つステージだった」とチーム全員の結束力も褒めていた。

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 最後に披露となったのは、TOP9のうち1位の江崎ひかると4位のスー・ルイチー、そして5位のチョン・ジユンが揃うEXO「前夜(The Eve)」チーム。中間チェック時点から実力は発揮されながらも、スー・ルイチーのボーカルに対して「強すぎる」とつぶやく。「上手だけど、ひとつのチームのようには感じられない。みんな自分が一番という感じ。リーダーがもっと引っ張っていくべき」と指導。また、「ルイチーのボーカルパートが、ちょっと引っ掛かる。今キリングパートとボーカル2の両方をやっているから、どちらかをほかのメンバーに譲っては?」と提案されるも、ルイチーは「ひとつしか選べないんですか?」と不満顔。

 すると、ユ・ダヨンが急に後ろを向き、もの言いたげな雰囲気を醸す。「実は私たちがパート分けのとき、ひとり1回のチャンスしかなかった」と、もやもやしていた心の内をさらけ出した。それに対してマスターは、「それがまさに問題なの。このチームがうまくいくための方法を探さないといけない。うまくパートを分けて、このチームがどうすれば最高のステージを作り上げるのか考えるべき。団結が必要。ダヨンもここで話すのではなくみんなで話し合って」ともっともな指摘をした。その後はチームで話し合い、もう一度パート分けを行い、チームは一致団結し直した。

 本番では、全員がいかんなく実力を発揮し、まとまった迫力のあるステージを披露。フォーメーションダンスには、観戦していた少女たちも湧き、セクシーさに思わず顔を隠すそぶりの少女も。しかし、終了後、ソンミが「おかしいな。今のステージが下手だったわけではないんです…」と言うと、別のマスターが「ソンミさんが何を言いたいか、わかる気がする。個人ではソロのパートをうまく生かしているけど、それ以上を見せないと心に響くことはできない。」「順位の高いメンバーが多く、最初からずっと褒められてきたから、そこに安住してしまったのでは」と、プロになるためにはもう一段階上がることが必要だと説く。さらに、「ダヨン、フー・ヤーニン、スー・ルイチーは顔のラインがはっきりしているので、あえて強い表情をつくらなくても十分かっこいい」と表情が強すぎると説明し、「顔の力をほどく練習をしてほしいです」とアドバイスを送っていた。

 結果、男性グループ曲の対決での勝利チームは、SEVENTEENチームとなった。実は、マスターたちの票数は同点だったので、合算点数の最も高いSEVENTEENチームに決まったことが発表され、かなりの熾烈な戦いになったことにマスターたちも驚いていた。評価においては、一番上達したのはBTSチーム、一番うまくできたチームはEXO、曲を一番うまく解釈したのがSEVENTEENということで、チーム戦ではいかに曲の解釈が重要かということも浮き彫りになった。

「M COUNTDOWN」の出演権は「YES or YES」チームに!

 すべてのステージが終了。気になる「M COUNTDOWN」の出演権はというと、「YES or YES」1チームがゲットすることになった。司会のヨ・ジングは「コネクトミッションを通して、勝利の喜びを感じたチームもそうでないチームもありますが、皆さん全員安心することはできません。ステージの結果は決して最終的な結果ではありません。生存と脱落は、全世界のプラネットガーディアンの選択にかかっています。最初のグルーバル投票の結果は、来週初の生存者発表式で公開されます」と伝え、少女たちは祈るようなそぶりをしていた。

 最後に、これまでミッションを評価してきたソンミとティファニーが99人の少女たちのもとに再登場。ソンミは「マスターではない、ひとりのお姉さんとして言いたいのは、脱落したり次のラウンドに進んだりと分かれ道だけど、もし脱落する人がいたとしても、それに捉われないでほしい。みんな、若いし、かわいいし、本当に頑張ってる。自分自身を一番大切にしてほしい」とやさしく語りかけた。また、ティファニーも「ステージだけでなく、人間としても失敗やミスはこれからも続いていきます。失敗というのは成功のプロセスだと思って諦めないでほしい」と少女たちの背中を押していた。

 次回の『Girls Planet 999 : 少女祭典』は9月3日(金)20時20分よりスタート。なお『Girls Planet 999 : 少女祭典』#1~♯4はABEMAビデオにて無料配信中だ。

BTS、SEVENTEEN、IZ*ONEなど人気曲続々!ハイレベルな戦いに
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30分で追いつける!「ガルプラって何?」
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【独占配信】I-LAND
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