人類はいつ頃から「火」を利用してきたのか…その歴史は約140万年前に遡る? ナスDが語る豆知識
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 「ナスD大冒険TV」で放送中の「無人島サバイバル 完全攻略マニュアル」で、ナスDから人類と火の歴史についての豆知識が明かされる場面があった。

 同企画では、これまでの無人島チャレンジ企画の中で披露できていなかった、サバイバル知識が紹介される。そのために、わざわざナスDは、およそ4年ぶりにもう一度同じ無人島を訪れた。何かあった時に生き抜くための知恵の数々が紹介され、そのVTRをバイきんぐ小峠英二西村瑞樹)の2人が見守る。

▶映像:【第55話】ナスDの無人島サバイバル完全攻略マニュアル

 無人島に到着し、拠点となる小屋を作成したナスD。その拠点の近くで火起こしを始めると、見事にライターなどの着火剤を使わずに火を起こすことに成功した。

 ナスDによると、「人類と火の歴史」は約140万年前に遡るという。ホモ・エルガステルという初期原人が使い始めたそうだ。当時は自然発火した山火事や、落雷による火を利用していたと考えられていたという。

きりもみ式

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火打ち石

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 「火打ち石」という手法は約1万年前にはあったそうだ。イギリスのヨークシャーのラドストンの塚から道具が出土している歴史がある。もう1つは棒に紐を巻きつけて、回転させる「ひもぎり式」。これで火起こしは格段に楽になったそうだ。そして約6000年前には1人で簡単に行える「ゆみぎり式」、約2000年前には「まいぎり式」が発明された。

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 そして食と火も密接な関係がある。およそ40万年前の北京原人の遺跡から黒焦げの獣骨が見つかったことがあるが、それは北京原人が肉を炙って、食べていた証拠だとされている。肉を火で加工するのは、大きな意味があった。それは肉のタンパク質を、人間の体に取り入れるためには、火にかけて消化しやすくすることが理にかなっているから。自然のままの形で存在するタンパク質は、人間の消化機能では手に負えないものがほとんどなのだ。

 例えば、「畑の肉」と呼ばれる「豆類」は多くの野菜と違ってまず生で食べられないものがほとんど。だから火を使って調理されている。

 相変わらず生き抜く知識が満載の「ナスD大冒険TV」。引き続き、ナスDから語られる、豆知識の数々に期待しよう。

ABEMA「ナスD大冒険TV」より)

人類と火の歴史についてナスDが語る
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