タレントの香取慎吾が、5日に放送されたABEMAのレギュラー番組で、パラスポーツ支援のためのチャリティ企画を発表。『香取慎吾NFTアートチャリティプロジェクト』と題して、6日午後6時からチャリティ企画がスタートした。
このチャリティ企画は、2015年に香取が日本財団パラリンピックサポートセンターのオフィスに描いた壁画をブロックチェーン技術を活用して、代替不可能な『NFTアート』として得られるというもの。チャリティの参加者は、3900円を寄付すると『NFTアート』が付与され、参加した順番に応じたシリアルナンバーが入る。数量は1万点限定となっている。
チャリティの寄付金は、全額、日本財団パラリンピックサポートセンターに寄付され、パラスポーツの普及などに活用されるという。香取は「これによって、皆さんもパラスポーツを応援できますので、今回の愛のある取り組みで皆さんにとっての唯一無二のデジタルの宝物ができたら嬉しいなと」とコメントしている。
香取、稲垣吾郎、草なぎ剛による「新しい地図」は、2017年から、日本財団パラリンピックサポートセンターのスペシャルサポーターとして活動するなど、パラスポーツの普及に貢献。
5日に閉幕した東京2020パラリンピックにも携わった3人に、国際パラリンピック委員会のアンドリュー・パーソンズ会長は「心より感謝を申し上げます。そして、パラスポーツを通じて未来を変えるために、チャリティに参加してくださった皆様に心より御礼申し上げます。また3人は、『東京2020大会はパラリンピックムーブメントの終わりでも、そこに参加して終わりでもなく始まりに過ぎない』とおっしゃってくれたことを大変嬉しく心強く思います。その言葉の通り、この度、新たに画期的な企画『香取慎吾NFTアートチャリティプロジェクト』を立ち上げて下さいました。IPC特別親善大使の皆様の熱意や行動力には本当に驚かされますし、これまでの多大なる貢献に心より感謝申し上げます。ありがとうございます」とビデオメッセージを送った。
これを受けて、香取は「僕らも関わらせて頂いて、この東京大会を目指してきた部分もあるんだけれど、この閉幕が新たな始まりなんじゃないかと。パラリンピックには何か社会を変える力があるんじゃないかなと、思っていたものがこれから始まると思うとね」と話している。(『ABEMA NEWS』より)