小さな尻尾をフリフリして颯爽とスケートボードに乗るのは、「コーダ」くん、9歳。スポーツ万能なスーパードッグだ。
何がスーパーかというと、スケボーだけではなく、なんと波に乗ることもできる。小麦色の肌にブロンドヘアをなびかせ、見事なライディングだ。
飼い主でドッグトレーナーの浅野里実さんは、「10歳でこれくらい動けている犬は少ないと思います。筋肉がすごいので、そこらへんが他の犬とは違うかなと思います。特殊な子だと思いますね」と話す。
散歩デビューで海に連れて行ってから、コーダくんは海が好きになったという。
「ボディーボードできるかなと思って波乗りをさせてみたら、すごくうまくいって。コーダも楽しそうにしていたので。『犬1匹でこんなにサーフィンできるんだ』って思ったのがきっかけで、サーフィン犬を目指して頑張ろうかなと今までやってきました」
コーダ君も楽しむ「ドッグサーフィン」は、犬と人間の“信頼関係”が一番大事だそう。そんな浅野さんコーダくんの信頼関係は、ドッグサーファーの世界選手権から認められ、今年出場のオファーを受けた。
コロナ禍で開催地のアメリカには行けないが、動画で審査を受け、世界の名犬に挑む。動画の締め切りは9月22日。目指すは、犬だけに“ナンバーワン”だそうだ。
スケボーにサーフィンとマルチな才能をもつコーダくんだが、さらにもう1つ目を疑う動画が、キックボードも乗りこなしてしまう姿。ハンドルを持ってしっかりと足で漕ぐ、正真正銘のスーパードッグだ。
なお、飼い主の浅野さんによると、怖がっている犬を無理やり海に入れたり、スケートボードに乗せることは絶対にせず、適切な方法を相談してほしいということだった。
(『ABEMA Morning』より)