11日の『NewsBAR橋下』に出演したジャーナリストの田原総一朗氏が、自民党総裁選で動向が注目されている石破茂・元幹事長本人の話として出馬を見送り、河野太郎ワクチン担当相に期待感を示していることを明かした。
田原氏は「最近2回電話で話をした。僕は出ろって言った。国民はあなたが出馬するのに期待してるぞ、反安倍やったの、あんたしかいないんだから。応援するぞって言った。1回目の電話のときは、“考えてみます”。でも2回目の電話のときは“やっぱり出ません”と。なんで出ないんだと聞いたら、“出ても当選しない”と。自分も出ると票が割れて両方とも落ちるから。じゃあどうするんだって言ったら、“河野太郎に”と。要するに、安倍さんは石破さんのことが嫌いだから、石破だけは落としたいと思っている。麻生さんも。二人が本気でそう思っているなら、自民党の国会議員は怖くて石破さんには投票できない」と明かした。
その河野氏について田原氏は「河野は、自民党を変えたいと思っている。悩みは、お祖父さんもお父さんも総理になれなかったこと。池田勇人(元総理)は、“次は絶対に河野(一郎)にする”と言っていた。でも財界の反対でなれなかった。おやじは自民党総裁になったのに、やっぱり総理にはなれなかった。ハト派すぎたから」とコメント。「はっきり言えば、僕も河野が良いと思っている。安倍さんには菅さん(官房長官)がいた。河野は、おそらく小泉進次郎に期待しているんじゃないか」と話していた。(ABEMA/『NewsBAR橋下』より)