アニメ「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X(以下「はめふらX」)第11話の挿入歌として、音楽ユニット・angelaの新曲「あなたがくれたヒカリ」が披露された。登場人物たちの心情を代弁するような楽曲が「最高」と称賛の嵐を巻き起こしている。
「はめふらX」は、山口悟氏による人気ライトノベル「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」を原作としたアニメ第2期。前世でプレイしていた乙女ゲームに出てくる悪役令嬢、カタリナ・クラエス(CV:内田真礼)に転生した主人公が、悪役ゆえの破滅フラグを回避するために奔走するラブコメディだ。
前回の第10話「キースがいなくなってしまった…(中編)」は、カタリナとその友人・マリア(CV:早見沙織)の絆が深まるエピソードだった。マリアが自身の辛い過去をカタリナに明かし、「カタリナ様に会うまでは、ベッドに入るときに寂しい気持ちになっていたんです。でも、今はとっても嬉しい気持ちになるんです」と伝えた。カタリナに向けた「どうかずっとそばにいさせてください」というマリアの言葉に、視聴者からは「それはプロポーズなんじゃ…」「なんともあまい」「完全に恋する乙女の表情だ」「一途さが愛くるしい」といった感想が寄せられていた。
そんなドラマを経て、いよいよ「キースがいなくなってしまった…」編もクライマックスに突入した。9月10日より順次放送中の最新話「キースがいなくなってしまった…(後編)」で、カタリナたちは誘拐されたキース(CV:柿原徹也)救出に向かった。闇の魔力に囚われたキースを救い出そうとするシーンで流れたのは、オープニングテーマも手がけるangelaの新曲「あなたがくれたヒカリ」だ。
キャラクターの心情を代弁するかのような楽曲に対して、Twitter上では「ずるいって泣くって」「素晴らしかった」「感動でちょっと涙出た・・・」「またangelaさんが気合の入った挿入歌作ってる…最高じゃないか」と称賛の声が上がった。反響を受けて、各音楽配信サイトで「あなたがくれたヒカリ」が配信されるに至った。
angelaのボーカルなどを担当するatsukoは、同楽曲について「キースのひたむきなカタリナへの愛を、メロディーにのせました」とツイートしている。一方で、キーボードやギターなどを担当するKATSUは、「※個人的な感想です」と補足した上で「キースの曲…のようだが、、カタリナ様を愛する皆んなの歌」とコメントしており、それぞれの解釈がふくらむ1曲となっている。
第11話「キースがいなくなってしまった…(後編)」
【あらすじ】
キースが誘拐されたと知らされたカタリナは、キースを助け出すため、アレクサンダーが指し示す屋敷へと向かう。マリアが強い闇の魔力を感知する中、屋敷内へ入り込んだ一同。厳重な警備を掻い潜り隠し部屋へとたどり着いたカタリナは、手足を縛られ横たわるキースの姿を見つけるのだった。
(C)山口悟・一迅社/はめふらX製作委員会