6月19日に竹田恒泰チャンネルで放送された情報トーク番組『日本のソボクなギモン第187回』で作家の竹田恒泰が、メディア対応について厳しく批判した。
この日、先頃中国軍艦によって引き起こされた領海侵犯事件について竹田は、「当然わかってると思いますけれども、尖閣諸島は沖縄県ですよ。わかりますか?尖閣諸島は沖縄県です。ということは、今回の事件は日本の危機ですけども、“沖縄の危機”なんですね」と、極めて深刻な事態であったことを強調。
そうした上で、「もっとも注目しているハズなのは、沖縄の地元の新聞でしょ?普通に考えたらね。その沖縄の地元の新聞がトップに掲げていたの何だと思います?“米軍属を再逮捕”」と、沖縄県で流通している地方新聞『琉球新報』紙上で、さほどこの事件が大きく報じられず、先頃逮捕された米軍属の再逮捕がデカデカと1面に掲載されているという、なんとも信じがたい実情について紹介。
「重要だって言いたい気持ちはわかるけども、どう考えたって領海侵犯事件でしょ?一応、載せてるけど。おかしいでしょ?」と苦笑。「沖縄でもしかしたらこの日、戦争が起きたかもしれないんですよ!?日中海戦が起きたかもしれないんですよ?沖縄の危機なんですよ?“米兵逮捕”ならまだしも“再逮捕”だから」と、そのバランス感覚が疑わしい報道姿勢について厳しく批判することとなった。
また、同じく全国紙である朝日新聞の一面を例にとり「朝日新聞もね、三菱UFJ、大手銀行で初仮想通貨ーとか。いやいや、これもないだろ!(苦笑)。同じレベルですわ。とにかくおかしいの。優先順位のつけ方が!」とバッサリ。終始、両紙をツッコミまくる展開となった。