7月2日(土)から公開される『それいけ!アンパンマン おもちゃの星のナンダとルンダ』。映画シリーズ第28作目となる本作は、おもちゃの星からやってきたお姫様・ルンダと、大きくてやさしいロボット・ナンダが、何でもおもちゃに変えられる大事な「おもちゃスティック」をどこかに落としてしまい、アンパンマンたちと一緒に砂漠や海の中まで探しに行く、という物語。
今回、ゲスト声優としてロボット・ナンダと、海の主・ヌラの声を担当した人気漫才コンビ「中川家」のお二人に、『アンパンマン』の命題とも言うべき質問を投げかけ、『アンパ
ンマン』作品の魅力と本質に迫りました。

――今回、劇場版『アンパンマン』のゲスト声優を担当されてみて、いかがでしたか?
中川家・礼二(以下、礼二):信頼と実績の『アンパンマン』なんで、自分を消しながら「ゲスト声優としてやってるんだ」と見せていかないといけないところが難しかったですね。僕の演じたナンダは、心がやさしくて、最初は目立たないんですけど、最後の方には、力を発揮して、レールの上を走って機関車にもなるほど大活躍するんですよ(笑)。僕はナンダみたいに気が長くないんで、「やさしいなぁ」って思いながらアフレコしてましたね。
中川家・剛(以下、剛):僕の場合、自分の声がどう聞こえるかっていうのは普段意識していないんで、極力普通にしとこうと。俳優さんが僕らとお笑いやるときとかも、お笑いのイメージでテンション上げてきてくれることもあるんですけど、「あ、違います!」って思うんで。
礼二:それありますね!
剛:普通でいいので、最初は。だからきっと、今回も監督さんはそう思ってたんじゃないかなと思いますね。あとは、海水浴行ったときにヌラのことを思い出してもらえれば。海を汚さないように、お願いします。
――お二人にとって『アンパンマン』とはどんな存在ですか?
剛:『アンパンマン』って、「無償」やからね。
礼二:そう、無償の愛。
剛:やっぱり、そこに惹かれるんじゃないですかね。「自分はなんてけがれてるんだろう」って、『アンパンマン』を見てるといつも思いますしね。初心に返らされるというか。
礼二:とはいえ、僕らも若手の頃は、あらゆる角度から『アンパンマン』をネタにしてましたし(笑)。大体『アンパンマン』のいじり方で、芸人の切り口がわかるんですよ!
――ところで、お二人はカバおくんがお気に入りだそうですね。
礼二:カバおくんって、なんかちょっと可哀想ですよね(笑)。悪い例題やらされて。
剛:いつも事件の発端を作らされてね。カバおくん、あわてんぼうだし。「もうちょっと落ち着け!」って思いますよね(笑)。すぐ「(カバおのモノマネで)お腹すいたよ~」って言うから、みんな集まってきて。そこに、「なんやなんや」ってばいきんまんが来るから。もう、黙っといたらいいのに! 結局、火をつけるのはいつもカバおなんですよね。でもね、そこが可愛らしいんですよね。ドジなとこがね。
礼二:子どもの代表みたいなもんだもんね。カバおくんは。
剛:そうそう! 思ったことそのまま言うけど、憎めないんですよ。

▲本作のカバおくんは、大活躍する場面も。ぜひご注目ください。
――礼二さんは、6歳の女の子のパパでもあり、剛さんは双子の男子のお父さんですよね?
礼二:いやぁ、女の子は難しい! みなさんがどうやって育てているのか聞きたいくらいです。
剛:女の子は嘘もうまいでしょ。大変だと思います。男はアホですからね。すぐ嘘がばれてるし。「誰これやったの?」って聞いても「え~?」って。もう、バレてるじゃん!って。面白いですよね、男の子は。(笑)浮気がバレたときも、違うところを見ながら「え~?」とか言ってしまうから、「『え~?』じゃないでしょ!」って怒られる。
礼二:「何これ?」って聞かれても、わかってるくせに「何?」って聞き返してしまうし。
剛:男の子って、ホンマにアホですわ。
礼二:大人になってもアホですね。
『アンパンマン』の話題からお笑いのエピソードまで飛び出したインタビューは、いよいよ『アンパンマン』で描かれている確信的な質問に。お二人はどのような答えを返してくれるのでしょうか? その質問と答えは、記事の後編にて。
取材・文/渡邊玲子
取材・編集/加藤真大

『それいけ!アンパンマン おもちゃの星のナンダとルンダ』
7月2日(土)元気100倍ロードショー
(c)やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV
(c)やなせたかし/アンパンマン製作委員会2016
この記事の画像一覧
