「麻雀日本シリーズ2018」の決勝が12月22日に行われ、佐々木寿人(日本プロ麻雀連盟)が大接戦を制して優勝を果たした。
半荘4回戦で行われた決勝は、平賀が1、2回戦と連勝し一気に突き抜けるかと思われたが、ここから佐々木が猛反撃。最終4回戦のオーラスでは、瀬戸熊から直撃するしかないアガリを見事に果たして逆転トップ。点数にしてわずか1300点差という僅差で、平賀をぎりぎりかわしての優勝となった。対局後は「素直に喜びたいです。平賀さんの攻撃がすごくて厳しい戦いでしたが、何とか優勝できました。この勢いでもっとタイトルを獲得出来るよう頑張りたいです」と、Mリーガーとしても活躍する佐々木が、勝利の味をかみ締めていた。
【試合結果】
1位 佐々木寿人 +25.7(日本プロ麻雀連盟)
2位 平賀聡彦 +24.4(最高位戦日本プロ麻雀協会)
3位 松ヶ瀬隆弥 ▲15.1(RMU)
4位 瀬戸熊直樹 ▲35.0(日本プロ麻雀連盟)
◆麻雀日本シリーズ2018 2017年度プロ麻雀界で活躍した16人による、真の麻雀チャンピオンを決めるリーグ戦。ルールは一発裏ドラありのWRC(リーチ麻雀選手権)ルールを採用。16人で一次予選全24回戦(各自6回戦)を行い下位4人が敗退。さらに二次予選全6回戦(各自2回戦)を行い下位4人敗退。8人でポイントを持ち越しプレーオフ全4回戦(各自2回戦)を行い上位4人が決勝進出し、ポイントがリセットされた決勝4回戦を戦う。
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