11月13日、渋谷の公園を拠点に、ダウン症の子どもやその家族がパレードを行う『バディウォーク東京』が開催された。
 ダウン症は21番目の染色体が通常より1本多く存在することで起きる染色体異常の1つで、700人に1人の確率で生まれてくると言われている。しかし、ダウン症がどのようなものなのか、世間にはなかなか理解されていないのが実情だ。
 そこでダウン症への理解を目的として1995年にアメリカで始まったのが、この『バディウォーク』だ。その輪は世界各地に広がり、現在ではおよそ250カ所で開催。日本でも2012年に初めて開催され、京都、奈良、仙台など、全国各地で行われている。今年で5回目となる東京では、初の公道でのパレードも実施され、およそ600人が参加した(主催者調べ)。