前編では、『夫のちんぽが入らない』作者のこだまさんと編集担当の高石智一さんに「作品誕生のきっかけ」や「制作時の苦労」について語ってもらった。後編では「本が出た後の反響」や「次回作の構想」について聞いた。
【前編】誰も賛同しなかったタイトル――私小説『夫のちんぽが入らない』誕生秘話
--発売直前まで「タイトルを差し替える話」もあったそうですが、本が発売するまでずっと不安でした?
こだま:タイトルが差し替えられるかもしれないと聞き、もしそうなったら本を読んでくれる人がどれくらいいるのか不安に思っていました。そんな中、全国の書店員さんたちの感想に励まされました。