「2020年を新しい憲法が施行される年にしたいと強く願っています」
5月、改憲派の集会でそう発表した安倍総理。「国会でなぜ憲法改正の話をしないのか」という追及に対して、「自民党総裁としての考え方はですね、相当詳しく読売新聞に書いてありますから是非それを熟読していただいて」と発言し物議を醸した。
安倍総理は6月末、さらに踏み込んだ。「ぜひ来るべき臨時国会が終わる前に衆参の憲法審査会に自民党の案を出したい」との意向を示したのだ。下村憲法改正推進本部長補佐は「11月の上旬くらいに少なくとも党内のコンセンサスが得られる必要があるのではないか」とコメントしている。