7月27日にAbemaTV(アベマTV)で放送された『芸能義塾大学』(毎週木曜20時~21時)では、カンニング竹山が「芸能界で活躍し続ける秘訣」を若手女性タレント5人に伝授した。その5人とは、入山杏奈、岡井千聖、都丸紗也華Niki、山地まり。

 登場してすぐ、竹山は「ここにいる5人、3年後、ほぼ消えます。タレント業はプロダクションに入りながらも、一人一人が個人商店。戦略的にやらないとあっという間に潰れます。そうならないための秘訣をお伝えします」とコメント。竹山はこの日、以下のように紹介された。

●芸歴27年!中堅芸人界を代表するお笑い芸人

●芸人のみならず役者・コメンテーターなど幅広いフィールドで大活躍!

●飛び抜けた人気がある訳でもないのに「キレ芸」でブレイクしてから途切れることなくテレビに出続けている『絶妙なポジショニング』を確立した人物!

 そんな竹山だが、「消えないためには、人気者になり過ぎない」というコツをまずは伝えた。

「MCになりたい。ドラマの主役になりたい。雑誌の表紙になりたい……。色々あるかもしれません。もし、自分の名前を冠したバラエティ番組で視聴率取れなかったら、びっくりするぐらい、周りの大人はMCのせいにして逃げます。別に中身オレが考えているわけではない。編集もしていない。あれだけ気を使ってくれた大人が、タレントのせいにして蜘蛛の子散らすように、逃げるものです。

『あいつ数字取れないから』となるのです。結局は矢面に立っているのは我々。むやみやたらに頂点に立つのではなく、そこではないところでずっとやるのが長生きの秘訣。雑誌のランキングで『好きなタレントランキング』とかあるじゃないですか。トップ10に入ったら危ない。それは今だけの話。一番いいのは23位ぐらい。それに何年も入ってるのがいい。今年は(かなりのところまで)いったな、となっても14位ぐらい。トップ10に入る人は“旬”なんです。その後は腐る。一生食べられるものでいなくてはいけない」

 竹山はMCをやろうとは思わないそうだ。数字を取れない可能性を感じるといい、話が大きすぎたりしたら「冗談でしょう」「その下に行きます」と断る。「MCは無理ですけど、ひな壇の方で」と少ししたのポジションを狙うとのことだ。

 また、この日の生徒は女性ばかりだったが、東京で女性タレントが冠番組を取るのは難しいという。そもそも女性のMCがあまりおらずポジションがない。さらに、MCのサブとして、全国区の知名度を持つ女子アナウンサーがいるため、容易に割って入れないのだ。

(c)AbemaTV

芸能義塾大学♯3~カンニング竹山が教える芸能界で活躍し続ける秘訣~ | AbemaTV(アベマTV)
芸能義塾大学♯3~カンニング竹山が教える芸能界で活躍し続ける秘訣~ | AbemaTV(アベマTV)
カンニング竹山が芸能界で生き残る秘訣を伝授。平均3年で消えてしまう女性タレントがいかにして芸能界で生き残るかを熱弁。