25日、北野武監督の『アウトレイジ』シリーズ最終作となる『アウトレイジ 最終章』(来月7日~)が全国公開されるのに先立ち、ジャパンプレミアが開催された。舞台挨拶には西田敏行、大森南朋、松重豊、大杉漣、塩見三省、白竜、名高達男、光石研、池内博之、金田時男、岸部一徳、そして北野武監督の総勢13人が集結、それぞれが作品への熱い思いを語った。
 豪華俳優陣の迫力に圧倒された会場。北野監督(70)が「我々、このあと神戸に行こうと思ったんですけど、この格好で現れると飛んでもない抗争に発展するってんで止められるんで(笑)」と笑いを取った一方、白竜が感極まって声を詰まらせたほか、闘病から復帰した塩見のコメントに、同じく病と闘ってきた西田が感極まって涙を見せる場面も見られ、若手だけでなく、ベテラン俳優たちにとっても北野武監督作品が特別な場であることを感じさせる舞台挨拶となった。