希望の党の小池代表は2日夜、東京都内で記者団に対し、衆議院の過半数となる233人以上の候補者を擁立する考えを明らかにした。
 この日、AbemaTV『AbemaPrime』に出演した舛添要一・前東京都知事は、今回の選挙について「安倍政権が倒れるかどうか。可能性はあるが、わからない」と話す。
 衆院選への出馬を否定する自民党の小泉進次郎氏が「小池さんが衆議院選挙に出て戦ってくれた方が有権者の皆さんにとって一番わかりやすい。(二足のわらじについて)運動靴とヒールを履き分けてと言っているが、わかりやすくひとつの靴を履いて出てきてほしい。歓迎する」と述べるなど、小池代表の国政転身に焦点が集まっている。当の本人は、マスコミ各社の個別インタビューで「出馬は100%ない」と国政進出を否定する発言をしているが、誰を首班指名するかという記者からの問いに「色々考えていきたい」と含みも残すなど、公示直前までその動向に目が離せない状況だ。