沢尻エリカの主演作『猫は抱くもの』(6月23日より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町他にて全国公開)に俳優の吉沢亮、「水曜日のカンパネラ」のコムアイ、「銀杏BOYZ」の峯田和伸が出演することが発表された。
 メガホンをとったのは『ジョゼと虎と魚たち』(2003)、『メゾン・ド・ヒミコ』(2005)など繊細な恋愛ドラマから、『のぼうの城』(2012)のような歴史大作まで幅広いジャンルで演出の冴えを見せてきた犬童一心監督。大島弓子の名作『グーグーだって猫である』の映画版(2008)とドラマ版(2014、16)も手掛け、「猫を撮らせたら日本映画界随一」と言っても過言ではない“猫映画の名手”としても知られており、最新作『猫は抱くもの』は“猫映画”の決定版にして、犬童ワールドの集大成となっている。