先月28、29の2日間にわたって幕張メッセで開催された『ニコニコ超会議2018』。その「超トークステージ」の企画で、『誰がテレビを殺すのか、あるいは誰も殺せないのか。』と題し、現在のテレビメディア、ネットメディアを牽引する5人が今のテレビとネットの今と未来について議論した。
夏野:このニコニコ超会議もだけど、ネット企業って結構テレビCMを打っている。テレビとネットの対立を煽る人もいるけど、広告クライアントやユーザーからすればもう変わりはないんだと思う。一方で、ネットから出てきた有名人というのはコアなファンを掴んではいても、テレビに出てると「誰?」ってなってしまうことがある。こういう関係はこれからも続くのか、それとも、いずれ変わるのか。