19日、東京・TOHOシネマズ日比谷にて映画『億男』の初日舞台挨拶が行われ、佐藤健、高橋一生、黒木華、池田エライザ、沢尻エリカ、北村一輝、藤原竜也、大友啓史監督が登壇。佐藤と高橋が池田に感謝する一幕があった。
同作は、借金を抱え、家族とも別居中の主人公・一男（佐藤）が3億円の宝くじに当選、大学時代の親友・九十九（高橋）にその配当金を持ち逃げされたことをきっかけに、個性的な億万長者たちと出会い、幸せや家族、友情のあり方を見つけていく新感覚のマネーエンターテイメント。
MCから印象的な撮影現場でのエピソードを聞かれた池田は「衝撃的で覚えてるのは、冒頭のパーティーのシーン。お二方（佐藤と高橋）がわたしが履いている靴（ハイヒール）でお酒を飲まれるところがあって……」と気まずそうにコメント。このシーンは何度か撮影されたといい、「池田さんが気を使って『足を拭かせてください！』って何度も（自分の）足をウエットティッシュで拭いて。二人で『拭かないで！』って（止めました）」と佐藤も回想。池田は「一連の流れで、脱いで（靴を）渡して、それに入れて飲むって流れがあったので。毎回びしょびしょの靴が帰ってくるっていう（笑）。あ～って……それが1番の思い出です」と申し訳なさそうに語ったが、佐藤と高橋は「ありがとうございます」と池田に感謝し、MCから「ありがとうございますってちょっと違うんじゃにないですか（笑）」とツッコミをくらっていた。
さらに沢尻が印象に残っているシーンについて「団地での撮影シーンで、健くんの頭の上に思いっきり物を落としたこと」「健くんの後ろの壁紙を剥がしたときに、勢い余って壁紙と（一緒に）棚とか小物が乗っかっていたんですけど、それが全部落ちて思いっきり頭に直撃しちゃって」とコメントすると、佐藤は沢尻に対しても「それもありがとうございました」と感謝し、会場の笑いを誘っていた。
写真：野原誠治
テキスト：堤茜子
