日本体操協会が宮川紗江選手に反省文を提出させていたことが発覚し、波紋を呼んでいる。
宮川選手は昨年、日本体操協会の塚原光男副会長と妻の千恵子強化本部長からパワハラを受けたと告発をしたが、第三者委員会は告発の事実認定をしていない。そのため宮川選手の言動が千恵子氏の名誉を傷つけたとして、反省文の提出を求めることになった。反省文は既に提出されている。一方、塚原夫妻の言動も不適切とされたが、役職を退くことが決まっていることから、新たな処分は課されなかった。このほかにも、具志堅幸司副会長と元選手の池谷幸雄氏については「発言に問題があった」として厳重注意がなされている。