3月31日(日)よる10時～、AbemaTV(アべマTV)のAbemaSPECIALチャンネルにて、オリジナル恋愛リアリティーショー『白雪とオオカミくんには騙されない』の最終話が放送され、さなりは“オオカミくん”だったことが判明。それと同時に、前もって真実をあいりに伝えていたことが明らかになりまさかの失格に、告白の場所にも現れず、MC陣のみならず、視聴者の間にも衝撃が広がった。
この番組は、本気で恋をしたい女子高生たちが、イケメン男子とデートを繰り返しながら恋に落ちて行くまでを追いかける恋愛リアリティーショー。ただし、男子の中には嘘をついたり、好きでもないのにちょっかいを出したりし、女子高生たちの恋を邪魔する“オオカミくん”が最低でも1人混ざっている。女子高生たちが真実の恋を掴み取るためには、“オオカミくん”が誰なのかを見極め、嘘や誘惑に惑わされないようにしなければならない。最終話はMCを務める横澤夏子、松田凌、Dream Amiに加え、飯豊まりえがゲスト出演した。
女子5人、男子5人の男女同数でスタートした今シーズン。女子は木内舞留(まる)、立木綾乃(あやの)、山之内すず(すず)、mihoro*、古田愛理(あいり)、男子は鈴木康介(こうすけ)、小西詠斗(えいと)、網代聖人(せいと)、池田翼(つばさ)、さなりというメンバーだ。
当初、3人の女子から想いを寄せられていたさなりが、中間告白の相手に指名したのは、あいりだった。その後、さなりは“オオカミくん”を予想する視聴者投票で最も多くの票を集め、脱落。脱落前最後に与えれた2人っきりの時間（シンデレラタイム）で、あいりはさなりの復活を祈り、自身の髪を束ねていたリボンを、さなりの手首に結んだ。やがて、あいりの願いは現実のものになった。フラワーアートが無事に期限内に完成し、「落ちないで投票」の獲得票数が「オオカミくん投票」を上回ったことから、さなりの復活が決定したのだ。前回の放送でさなりはメンバーたちと再会を果たした。
そして迎えた、告白の前日。さなりは「太陽LINE」を使い、メンバー全員と遊ぶ機会を作った。全員で“だるまさんが転んだ”をして遊んだ後、あいりとさなりは2人きりに。この時、あいりは何気なく、さなりが復活した時に流れていた曲の名前を尋ねた。ラッパーとして活動している、さなり。自身が手がけた楽曲「Flow love」が、復活した際に会場で流れていたのだ。
さなりは枝を使って地面に「Flow」と書くと、「Flowには流れるとか、あふれるとかいう意味がある」と説明。「何が？」とあいりに聞かれ、視線を落としたその先には、「love」という文字が書かれていた。さらに、あいりが「この曲、誰に作ったの？」と尋ねると、さなりは「あいり？」と疑問形で答えつつ、「自分のためでもある」と付け加えた。
「伝えてくれてありがとう」とあいりは嬉しそうに笑った。
翌日の告白の日。その場所にあいりが行くと、そこにさなりの姿はなく、一通の手紙と共に赤い風船が揺れていた。さなりの姿がいないことにMC陣は「なんで？？？」と困惑状態だ。
実は告白前日、さなりは、ある重要な規定違反を犯していたのだった。
その後、前日の様子を捉えたVTRが流れた。あいりが「オオカミくんじゃないよね？」と改めて確認すると、さなりは小さく「うん」とうなずいたものの、答えに困っている様子だった。そして、地面に書かれた自分の楽曲「Flow」の文字の下に、左向きの矢印を書き足し、反対から読むように促した。
スタジオの横澤は、ハッと目を見開き、「ウルフ！」と叫んだ。そう、「Flow」を反対から読むと、オオカミを意味する「Wolf」になることに気づいたのだ。横澤は「鳥肌たった」と、衝撃の大きさを表現した。
あいりは「えっ…？」と困惑したように笑い、すぐには信じようとしなかった。しかし、あいりの目を真っすぐ見つめ、さなりが「本当のオオカミ」と言うと、ようやく真実であると理解できた様子だった。
告白前に「オオカミくん」であることをあいりに伝えてしまったさなりは、告白の場に立つことを許されなかったのだ。告白場所に置かれたさなりからの手紙は「今、ここに立っていることができなくてごめん。僕のわがままを許してください」という謝罪から始まり、「あいりが『太陽LINE』を使ってくれるまで、2人で話せなかったの覚えている？あれ、偶然じゃないんだよ。本当は、初めて会った時からあいりのことが気になってた。だから避けていた」と、辛い心情がつづられていた。
さらに「最初から自分の気持ちは曲に閉じ込めていた。それでなんとか乗り越えられると思っていた」と、さなり。しかし、あいりが復活を願い結んでくれたリボンは、1人では結べないことに後から気づいたと言い、「それだけじゃ駄目だと思った」と、事前に伝えることを思い立ったという。
「僕がやったことはきっと正しいことじゃない。ルールを破ることはいけないこと。でも、どうしても自分の口から伝えたかった。最初から結ばれていない糸だったけど、繋がっていたことは確かだから。あいり、最後まで一緒にいてくれてありがとう」手紙の最後は、感謝の言葉で締めくくられていた。
手紙を読み終えたあいりは「本当はこの日を２人で迎えたかった」と、本音を吐露。その上で「オオカミだってわかっても、それでも私の気持ちは最後まで変わらない」と、変わらぬ愛を強調した。そして涙を流しながら、赤い風船を自らの手で空に放った。
VTRを見終えたDream Amiは涙を拭い、横澤、飯豊も号泣。スタジオはしばし静寂に包まれ、松田は「何やこの最後…」と呆然とした。また、飯豊はさなりの「Flow love」を普段から聞いていたそうだが、「読めなかった。気づかなかった」と言い、かなり衝撃を受けた様子。その後、Dream Amiは「さなりも本気であいりちゃんのこと好きだったっていうことでしょ」と指摘。「オオカミであったとしても、全然責める気持ちになれない」と、さなりに同情を寄せた。
前代未聞の結末を受け、視聴者からのコメント欄も騒然とした雰囲気に。「この展開は予想外だった」「ただただびっくり」「前代未聞すぎ」「すごい泣ける」「ルールを破ってまで伝えたかったんだ…」「辛い、、」「オオカミだけど好きになっちゃったんだね…」「でも気持ちが伝わった」などの声が、続々と寄せられていた。
なおAbemaビデオでは限定で出演者10人のインタビューが入ったスペシャルエピローグを期間限定無料公開中！今回史上最大の事件となった「さなりの失格」について、さなり本人が自らの苦悩や歌詞に込めた思いも語っている。
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