「みんな避けていた部分があった」橋下氏も期待する星野リゾートの大阪・新今宮の再開発
【映像】ABEMAでみる
この記事の写真をみる(4枚)

 5月30日のABEMANewsBAR橋下』に星野リゾート代表取締役社長の星野佳路氏が出演。話題を呼んだ大阪市の新今宮エリア再開発の進捗情報について語った。

・【映像】星野リゾートの星野佳路代表を迎えてアフターコロナの観光業を考える!

「みんな避けていた部分があった」橋下氏も期待する星野リゾートの大阪・新今宮の再開発
拡大する

 新今宮のイメージについて、MCのサバンナ・高橋茂雄が僕は「大阪に住んでいた20年前は、50円玉を100円で売っているおっさんがおったりした。橋下さんが知事になられてからは綺麗になって、観光客もいっぱいおられるが、やっぱり新今宮は危ないのではないか」、橋下氏も「確かに“あんまり近づいちゃいけない”と言われていた。僕が知事になり、その後に松井さんが知事になり、大号令をかけた結果、見違えるような街になっている。そして、新今宮の駅前には、大阪市がずっと抱え込んでいた、使い道のない土地があった。すぐ目の前が通天閣なので、場所はいいんだけれど、やっぱりイメージが悪いということで、みんな“どうしようどうしよう”と言っていると、星野さんがリゾートホテルを作る意向があるという話が入ってきて、役所も“本当?”と大騒ぎになった」と振り返った。

「みんな避けていた部分があった」橋下氏も期待する星野リゾートの大阪・新今宮の再開発
拡大する

 星野氏は「私も皆さんに“大丈夫なのか”と言われたが、よく見ていただければ、機能的にあんなにすばらしい場所はない。関空からは電車で1本だし、敷地は駅前だし。また、私たちはリゾートホテルというよりも“都市観光ホテル”を作ろうと思っているので、ディープな文化も大事だ。都市にあるホテルはビジネス客を中心に考えて作られてきたが、私たちは観光業出身なので、観光客をターゲットにしようと。その意味では、梅田や新大阪の駅前よりも、新今宮の駅の方がはるかに大阪のディープな文化を感じることができる。そういう視点で見た時に、あそこはすばらしい場所だ」とコメント。

「みんな避けていた部分があった」橋下氏も期待する星野リゾートの大阪・新今宮の再開発
拡大する

 新今宮には、北梅田駅(仮称)とJR難波駅及び南海線新今宮駅をつなぐ新路線「なにわ筋線」が2023年春開業予定だ。橋下は「松井さんと吉村さんが新今宮とつなげてそのまま関空に行くといく地下鉄路線を作っている。天王寺動物園も松井さんと吉村さんがどんどん綺麗にしている。よくよく考えてみたら、確かに新今宮は星野さんが言われるように、僕ら大阪人は気づかなかったけど、色々なものが混じっている大阪の象徴だ。通天閣も新世界もあるし、阿倍野も近いし。それなのに、みんなそこを避けていた部分があったと思う。星野さんはそういうことも含めて判断されて、新今宮の駅前の土地を選んでいただいた。さらに協議会を作り、街ぐるみで盛り上げていく取り組みをしていただいている。結果、地域は今、ものすごく盛り上がっていて、見違えるような状況だ。僕もこんなふうになるなんて全然思っていなかった」と期待を込めた。(ABEMA/『NewsBAR橋下』より)

▶映像:星野リゾートの星野佳路代表を迎えてアフターコロナの観光業を考える!

星野リゾートの星野佳路代表を迎えてアフターコロナの観光業を考える!
星野リゾートの星野佳路代表を迎えてアフターコロナの観光業を考える!
この記事の写真をみる(4枚)