イベント開催緩和について橋下氏「事後対応の方向に切り替えていく時期だ」
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 TBS「グッとラック!」の顔として活躍中の立川志らく橋下徹氏は10月から週に1回、コメンテーターとして同番組に出演することが決定し、タッグを組むという。9月12日のAbemaTV『NewsBAR橋下』で、志らくと橋下氏がコロナ禍のイベント緩和について議論を交わした。

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 政府の新型コロナ対策分科会が、スポーツやイベント会場の人数制限について今月19日から緩和する方針を示した。野球やサッカーなどのイベントはこれまで5000人以下とされていたのが、収容人数の半分以内とされ、屋内で行われる、客があまり声を出さないイベントに限り最大5000人は維持するものの、収容人数の半分という上限を撤廃することを決めた。一方、ライブハウスやロックコンサートなどは観客が大きな声を出す可能性が高いとして、緩和の対象外になっている。

 この問題について、12日の『NewsBAR橋下』に出演した落語家の立川志らくは「野球も応援が大人しくなって、バットとボールの当たる音が聞こえてくる。あれはあれでアメリカのベースボールを見ているようだし、ロックだって、騒がなくてもサウンドに聴き入ることで楽しめる。落語はリスクが低いイベントに入るのでOKということになってくるのだろう。ただ、みんな大人しく聞いているクラシックと違って、落語はお客が笑うから飛沫が飛ぶ可能性がある。私の会に来ると笑うから飛沫が飛ぶが、笑点の林家三平の独演会に行くとみんな静かだから…(笑)」と冗談を飛ばす。「おそらく、みんな“もうやってらんない”になっちゃうと思う。居酒屋でビール飲みながらご飯を食べたり、野球を見たり、コンサートを見たりしたい。ある程度は緩和していかないと」。

 サバンナの高橋茂雄は「声に出さないことを前提にすると、芸人としては“すべる”、ということになるので、そこがひっかかってしまう。客が大きな声を出さないような取り組みを始めているライブハウスやロックコンサートもあるのに、対象外というのもよくわからない」と疑問を呈する。

 一方、橋下氏は「亡くなられている方がいらっしゃるから軽くは言えないが、東京以外の地域は落ち着き始めていると思う。特に強烈な社会活動の抑制をやったかといえば、そうではないが、できる範囲のことをやっていったら、感染者数が落ち着き始めた。その原因はよくわからないが、今は社会経済活動をある程度普通に始めながら、クラスターなどが発生した時には対応するという事後対応でいいのではないか。もちろん医療体制も確保しながらなので、ベッドがパンパンになったらまた止めなきゃいけない。コンサートにしても、感染者が出た場合には追えるように、携帯に通知が行くように対策をするとか、事後対応ができるように切り替えて、イベントなどはやる方向でいいんじゃないかと思う」とコメントしていた。(ABEMA/『NewsBAR橋下』より)(ABEMA/『NewsBAR橋下』より)

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