12日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』（ABEMA）が放送され、コロナ禍における不幸中の幸いとも言えるエピソードが明らかにされた。
この日は「衝撃ルポ！ 新宿・歌舞伎町 コロナで生まれ変わった街」と題して、緊急事態宣言が発令されてから今現在におよぶ、この半年程度のあいだの歌舞伎町がどのような状況に置かれているのかがテーマ。事情に詳しい仙頭正教氏と國友公司氏をゲストに招いて話を聞くことに。
仙頭氏が頻繁に連絡を取り合っている歌舞伎町で働く女性は、コロナ禍によって歌舞伎町から人が消えた結果、生活保護を受けることになったという。
生活保護を申請すると、健康状態を心配した役所の人から病院での受診をすすめられたそう。そこで彼女は胸にしこりがあることに気づいたため、検査をしてもらうと進行した乳がんが見つかったという。
▶映像：コロナ禍で生活保護になった女性、それがきっかけで乳がん発見（1時間39分頃～）
その後、役所の補助によって摘出手術を受けたそうで、仙頭氏は「ギリギリやったと思うんです。もしコロナがなかったら、街で日銭を稼ぎながらなんとなく食っていたと思うんです。そうしたら大変なことになって死ぬかもしれない」と、まさに不幸中の幸いだったと解説した。
竹山は「コロナ禍の影響でそういう風なことも出てきた。それが幸か不幸かということなんですよね」と神妙な面持ちで仙頭氏のエピソードに聞き入っていた。
