「言いくるめられそうになっている橋下徹が面白いんだから」古坂大魔王、YouTubeデビューもすぐ挫折?の橋下氏にアドバイス
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 古坂大魔王が17日のABEMANewsBAR橋下』に出演。自身の近況について話すとともに、橋下氏にYouTubeの活用術を指南した。

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 「今年はみんなが考えたんじゃないか。あ、これヤバいなって。そして、人生とは、家族とは、生きるとはって。特に、お笑い芸人はなんにもできなくなる」と切り出した古坂。

そんな中、自身がプロデュースしたピコ太郎の“手洗い動画”が話題となり、4月の公開以降、再生回数は1200万回以上に達していることについて、次のように説明した。

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 「3.11の時もそうだったけど、人を笑かすことが不謹慎になるから、僕たちも“不謹慎”な存在になる。ところが現場にいる人はみんな分かっているし、現場にいる人こそ笑いがほしい。だから僕らは震災の1週間後くらいに代々木公園で無理やりチャリティライブをやったし、福島や宮城にも行った。そういう時、普段はガンすベりの芸人がメッチャウケる。“コロナ鬱”という言葉もあるが、今はテレビも含め全体が落ちている。でも、笑った瞬間に“まあ、いいか”“ひょっとして、笑いっていいじゃん”って感じると思う。そこでピコ太郎を捕まえて、『PPAP-2020-』を出した」。

 ところが古坂はこの動画に広告を掲載していないため、収益はゼロだという。「これで儲けたお金を寄付してもいいけど、そんなことよりメッセージを伝えることが大切だと思う。そもそも、子ども向けのYouTube動画にCMを入れても効果はない」。

 ここでYouTubeへの投稿を始めたサバンナ高橋茂雄が「コロナ禍でYouTubeをやり始めた人が結構いると思うが、古坂さんから見ていかがだろうか」と尋ねると、古坂は「遅いとか早いとか、上手いとか下手とかは正直どうでもいい。そもそもYouTuberになることが“転身”のような感じになっているが、待ってくださいと思う。近ごろ始めた人の6割ぐらいが頭の中で儲かると思っているだろうが、そもそも儲けようと思ってブログやTwitterは始めただろうか。今の段階では儲けではなく、違うことを考えた方がいいと思っている」と指摘。

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 また、古坂のアドバイスを受け、YouTubeへの投稿(音声だけ)を実験的に始めていた橋下氏が「やってみたが、続かなかった。携帯の録音機能で録ったものをアップしただけなので、みんなに“長い”と言われて…」と自信なさげに相談すると、古坂は「ちょっと待ってくださいよ。最高、家族会議」とコメント。

 「ドンッとウケて、バッと帰れる芸能人は生配信だし、大体の人はセリフを書いて、それを見ながらしゃべってをパンパンパンと切ってキュッと縮めて、SE(サウンドエフェクト)を入れて、文字をバンと入れたものにする。そうすることで、ある程度は登録者数が増える。そこから先が問題で、橋下さんの娘さんと息子さんと奥さんが黒川検事長の問題を語っていた。90分くらいあったけど、流出したみたいな音声で、めちゃくちゃ面白かった。普段は朝日新聞をボコボコにしている人が、家族にまあまあ言いくるめられそうになって、“ちょっと待って”みたいな感じになっていく。途中、ガサッとか物音がしてて。これは切ってくださいと思ったけど(笑)」。

 橋下氏が「それを子どもが聞いたら喜ぶ。ありがとうございます(笑)。法律を学んでいる長男なんかは、“お父さん!これは古典派でね、道義的非難なんだから、非難の意味が理解できなかったら処分できないのは当たり前じゃないの”みたいな感じで来るんだけど、長女たちは“犬だってそんな非難なんて分かってなくても、危険だったら処分されるのはしょうがないじゃないの”と。犬猫と人間を一緒にしていいのかとか、そういう議論に行き着く」と裏話を明かすと、古坂は「若者がガチガチの理論に食い下がっていく感じが好きだ。“でも何かちゃうわ”みたいな。あれが若者の勇気になる。橋下徹にケンカを売ってるんだからね。週3でお願いします」と話していた。(ABEMA/『NewsBAR橋下』より)

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