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 ABEMAオリジナル恋愛リアリティーショー『オオカミくんには騙されない』が、いよいよ佳境を迎えている。最終回に向けて大きく動き出した、第10話、第11話のゲスト・白濱亜嵐GENERATIONS from EXILE TRIBE / EXILE)は「すごい面白いタイミングで出られて良かったです」と、大いに盛り上がったスタジオ収録を振り返った。収録中もインタビュー中も、熱を込めて“オオカミくん”予想や番組の感想を語っていた白濱。視聴者と同じ目線で心から楽しんでいることが伝わってきた。

 白濱はGENERATIONSのリーダー、EXILEのパフォーマーでありながら、俳優としても存在感を発揮している。11月27日(金)には、平祐奈とのW主演映画『10万分の1』が公開。宮坂香帆の人気コミックを実写映画化した本作で白濱が演じるのは、学校一の人気者・桐谷蓮だ。蓮は桜木莉乃(平祐奈)と恋に落ち、交際を始めるが、やがて莉乃が筋萎縮性側索硬化症(ALS)に侵されてしまう。そんな本作の主題歌には、GENERATIONSの新曲 「Star Traveling」が決定。運命に立ち向かう蓮と莉乃の純愛ストーリーに、彩りを添える。

 アーティストとして、俳優として幅広い活躍を見せている白濱は、『オオカミくんには騙されない』に何を感じたのか。また、映画『10万分の1』にかける想いについても話を聞いた。

『オオカミくん』は「時代に合った恋愛リアリティーショー」

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――まずはスタジオ収録に参加されてみての感想を教えてください。

白濱: たくさんある恋愛リアリティーショーの中でも、『オオカミくん』はやっぱり設定が面白いですよね。今は考察しながら映画観たりとか、ドラマ観たりする人が多いと思うので、時代に合った恋愛リアリティーショーだなっていうのは、すごく感じました。

――『オオカミくん』はメンバー同士の絆や青春を感じさせるシーンも見どころの1つとなっていますが、その辺りはいかがでしたか?

白濱: 僕もグループで活動しているので、今でも青春しているつもりではいたんですけど、若い子たちが男女で集まっての青春って、羨ましいなって思います。僕は高校生の時から舞台のお仕事などをしていたので、ああいうことちゃんとできていなかったなって思いました。

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――特に印象的だったシーンはありますか?

白濱: (11話の)映像作品を審査員に観てもらう場面が印象に残りましたね。言葉を使わず作品を届けるって本当に素敵なことですし、メンバーの職業はサーファーだったり俳優だったり色々だと思うんですけど、あの瞬間は全員がアーティストに見えました。

――白濱さんご自身も表現者として活動されている中で、共感される部分があったのでしょうか。

白濱: 自分たちが作ったものを届けるという部分は、僕らも常に念頭に置いていますし、それが僕らにできることだと思っているので、共感しました。

――特に気になったメンバーはいましたか?

白濱: “オオカミくん”予想は、よしきくんとカイトくんだと思ったんですけど、特によしきくんがどうなるか楽しみです。僕はよしきくんが高校生という点に惹かれていて。恋愛経験も他のメンバーほど多くないでしょうし、その中でもしオオカミくんという役割を持ったら、どう頑張るんだろうなと。仮にオオカミくんだとしたら、すごく重たい役割を持たされて、大変だろうなっていうのは思いましたね。カイトくんはあまり大きな動きを自らやらないというか、考えていることを人に伝えるのが苦手なタイプなのかなって見ていて感じました。そういった様子をすべて演じていたのだとしたら、プロフェッショナルですよね。

白濱亜嵐、『オオカミくん』は時代に合った恋愛番組「女の子はこうやって考えるんだって、勉強になります」
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よしき(藤枝喜輝)
白濱亜嵐、『オオカミくん』は時代に合った恋愛番組「女の子はこうやって考えるんだって、勉強になります」
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カイト(Kaito)

「女の子が泣いた時とか笑っちゃう」意外なクセを告白

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――ちなみにもし白濱さんが“オオカミくん”だったら、最後まで嘘をつき通す自信はありますか?

白濱: 僕は嘘をついたら笑っちゃうのでダメです(笑)。今までも嘘をつこうとして、つく前に笑ってしまうことがいっぱいあって。僕は“オオカミくん”には向いていないです(笑)。嘘をつく時も笑っちゃうし、女の子が泣いた時とかも笑っちゃうんですよね。

――それはどういう感情で笑ってしまうんですか?

白濱: 何事も面白い感じになっちゃうんですよ。笑っちゃいけない空気が一番苦手で(笑)。

――なるほど、そういうことなんですね(笑)。それだとメンバーの皆さんは白濱さんが嘘をついたらすぐにわかりそうですね。

白濱: 僕、一番嘘つけないです。すぐ顔に出ます(笑)。

――白濱さんの他に、GENERATIONSのメンバーで嘘が苦手な方はいらっしゃいますか?

白濱: メンディーくんも嘘をつけないタイプで、すぐにバレるというか。僕だったらメンディーくんが嘘ついた瞬間、わかりますね。でもどっちかというと、嘘まったくつかないタイプです。

――逆に嘘が上手そうなイメージがあるのはどなたですか?

白濱: 片寄とか上手いんじゃないですかね。顔に出ないですし、ボーカル2人はそういうの上手いんじゃないかなと思います。

映画『10万分の1』に感じた手応え「胸を張って世に出せる」

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――ここからは、映画『10万分の1』のお話をお伺いできればと思います。こちらは人気コミックを実写化した作品になりますが、プレッシャーはありませんでしたか?

白濱: 人気の少女漫画の実写化ということで、原作のファンの方がいらっしゃいますし、プレッシャーもあったんですけど、完成した作品を観た時に、恥ずかしがらずに胸張って、自分がやりましたって、皆さんに見ていただける作品になったと思いました。この映画を通して、ALSという病気を少しでもたくさんの方に知ってもらいたいですし、もちろんフィクションではありますが、桐谷と莉乃のように、病気によって人生が変わった人たちも世の中にいるっていうことを伝えられたらいいなと思います。

――桐谷は愛する人が難病を患ってしまうという役どころですが、演じる上で意識したことを教えてください。

白濱: とにかく莉乃の身体がどんどん動かなくなっていくので、自分のことは置いておいて、とにかく莉乃を支えるということを意識しました。あと、台本を読んだ時に、桐谷は莉乃をすごく優しい目で見るんだろうなと思ったので、とにかく優しく、我が子と接するぐらいの気持ちで演じていました。

――相手役の平さんとは密にコミュニケーションをとって撮影されたのでしょうか?

白濱: 役に関しては、本読みの時に監督、祐奈ちゃんと3人で話して、けっこう詰めることができましたし、作品撮っている時も色々コミュニケーションとれたので、やりやすかったです。祐奈ちゃん自身、けっこう莉乃に近いキャラクターではあったので、カメラが回っている時もいない時も、桐谷と莉乃みたいな感じですごく楽しくて。それこそある意味、青春っぽい撮影だったなと思います。

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――撮影で大変だったことはありましたか?

白濱: 莉乃をおんぶして雪山に行くシーンがあるんですけど、現場が長野の山奥ですごい寒い時期の撮影だったんです。マイナス何度ってレベルの寒さで、すごい風も吹いていて、本当に台詞が喋れないぐらい口も固まる感じで。生命の危機を感じるぐらいの寒さでした。

――元々寒いのは苦手な方ですか?

白濱: 寒いの苦手ですし、なんだかいつも恋愛ものの映画やると、寒い現場が多くて(笑)。『ひるなかの流星』の時も、ラストシーンのキスするところ半袖なんですけど、真冬なんですよ。毎回寒い(笑)。

――それでは最後に『オオカミくんには騙されない』と『10万分の1』、それぞれの見どころなどを交えて、読者にメッセージをお願いします。

白濱: 『オオカミくん』は、嘘をついているオオカミがいるということで、人を疑いながら恋愛していく、でも、純粋で本気の恋愛もあったりして、観ていて面白いなと思いましたし、「女の子ってこうやって考えるんだ」とか勉強になる部分もありました。あとはやっぱり、考察しながら友達と「あれはそうでしょ、こうでしょ」みたいなことを言いながら観られる作品だと思うので、日曜日に番組を観て、月曜日から平日5日間、友達と考察しながら楽しんでいただけたらと思います。『10万分の1』は本当にメッセージ性が強い作品で、劇場へ一緒に来た、隣にいる人を「大事にしなきゃ」と思える映画に仕上がっています。大切な人と足を運んで観てもらえると嬉しいです。

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 白濱亜嵐がゲスト出演した『オオカミくんには騙されない』第10話は、ABEMAビデオにて配信中。第11話は10月25日(日)よる10時~放送。

【主演映画情報】

映画『10万分の1』は11月27日より全国公開

GENERATIONS from EXILE TRIBE、24th シングル「Loading…」は11月18日よりリリース。映画『10万分の1』主題歌「Star Traveling」も含む全3曲入りシングル。

取材・インタビュー:水野梨香

撮影:You Ishii

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