プロの歌手を夢見る中高生応援番組『歌カツ! ~歌うま中高生応援プロジェクト~』。第5回の放送ではKEYTALK・首藤義勝が登場し、参加者の女子高生シンガー上田夏、宇野咲耶、冨岡 愛、ナゴミ、山田穂乃花(五十音順)に向けて、恋愛ソングの作詞方法を明かした。

Aメロは景色・風景、Bメロは… KEYTALK・首藤義勝が明かす「恋愛ソングの作り方」
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 KEYTALKといえば2015年に武道館ライブを成功させるなど、若者に大人気の4人組バンド。首藤はバンドのボーカル兼ベースを務めているほか、私立恵比寿中学といった人気アイドルグループへの楽曲提供もおこなっている。

 番組では、女子高生5人が動画再生回数で競う“次世代シンガー発掘プロジェクト”を実施。それぞれが出題された課題をもとに歌唱動画を作成していくのだが、今回の課題として首藤は「恋愛曲をバズらせろ」というテーマを掲げた。

 首藤曰く、恋愛ソングは“バズりやすい”とのこと。「いつの時代もその時代の価値観みたいなのがそのまま曲に反映されて、その世代その世代で共感を得ていく」「(だから恋愛ソングは)ヒットが生まれやすい」と持論を述べており、番組では瑛人の「香水」やTikTokで話題の「浮気されたけどまだ好きって曲。」などが一例として挙げられている。

Aメロは景色・風景、Bメロは… KEYTALK・首藤義勝が明かす「恋愛ソングの作り方」
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 さらに首藤は、「歌詞の作り方で僕がよく実践しているのが……」と自身の恋愛ソングの作り方を伝授。「まずAメロは景色・風景みたいなのを説明してあげて、Bメロで登場人物の心情・思いにちょっと触れ始めてあげる」そうで、サビに関しても「“曲のタイトルにそのまましてもいいよ”みたいなワードを入れ込んであげる」とサビのインパクトが増すそうだ。

Aメロは景色・風景、Bメロは… KEYTALK・首藤義勝が明かす「恋愛ソングの作り方」
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 ちなみにその歌詞構成を意識して書き上げたのが、KEYTALKの9thシングル「Love me」。「退屈で寝不足 あくびの出るような毎日に 見やすい映画みたいだ 突然舞い降りた光」と状況や風景を歌ったAメロから始まると、次に「君のこと想うだけで 僕は今 生まれ変われる」と心情を歌ったBメロへと突入する。そしてサビには、タイトルにもある“Love me”という歌詞が。

 これには番組視聴者からも「義勝さんなりのこだわりや組み立て方を知れて、曲を聴くのがもっと楽しくなりそう!」「『Love me』もそうだけど『バイバイアイミスユー』もまさにそれだよね」といった反響が続出。

 首藤のアドバイスを受けた女子高生たちは、果たしてどのような曲に仕上げたのか。番組はABEMAビデオで配信中。

(『歌カツ! ~歌うま中高生応援プロジェクト~』より)

【映像】講師にKEYTALK首藤登場! 神山羊がバズる楽曲指南
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【これまでの配信】歌カツ! ~歌うま中高生応援プロジェクト~
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