ABEMAにて『恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss On The Bed~』が、12月12日に最終回を迎えた。若手俳優たちが、キスシーンのある恋愛ドラマの撮影をしながら、本当の恋をしていく様を追いかける本作。今回のシーズンでは、「ベッドの上で起こる男女の恋物語」というテーマのもと、全ての物語がベッドの上で演じられた。さらに、シリーズ史上初となる共同生活に加え、オーディション前夜に一夜を共にする「同棲ハウス」も新たに設けられた。これまで以上に、心臓を揺さぶられるシーンが盛りだくさんとなった今作。女子メンバーたちが、撮影中の思い出を赤裸々告白! 前編後編、2回にわたってお届けする。

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色々な事が起こりすぎた共同生活「なのに今戻りたいと思ってるのが不思議」

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――長期間の撮影、お疲れさまでした。まずは、番組が終わったときの率直な感想を教えてください。

新田さちか(以下、さちか):寂しかったよね。同時に、このメンバーでよかったって思いました。みんな絶対にそう感じたんじゃないかな。

――楽しい思い出がいっぱいあったということでしょうか。

江野沢愛美(以下、まなみ):楽しいことばかりじゃなかったからこそ、楽しかったです。いろんなことが起きるし、(番組のルール上くじ引きなどもあり)自分たちの気持ちだけでは決められないペアもあったし、悩んだり、苦しんだりもたくさんしました。いろんな感情が生まれて乗り越えてきたからこそ、今「すごく楽しかった」って言えている気がします。

さちか:とくに、後半ではメンバー同士の絆が深くなっていって、辛いことがあってもみんなで乗り越えたという感じがあります。

坂口風詩(以下、ふうた):ぶっちゃけ撮影していた期間は、毎日が辛かった(笑)。それでも終わった後は、みんなにすごく会いたいと思うのは、やっぱりいい経験ができたからだと思います。

まなみ:感情が忙しいよね。1年分の感情を短期間で経験したみたいな。目まぐるしすぎて、頭と心が追い付いて行かない。撮影中は、どうしたらいいのかわからない壁があり過ぎて、何回も帰りたくなりました(笑)。なのに今戻りたいと思ってるのが不思議。

さちか:恋しいよね。ひと夏の青春を思い出すような感覚です。

まなみ:たまにあの家に戻ってバーベキューくらいしたくなるよね(笑)。私は、いつも目に付くところに台本と写真を飾ってあるんですよ。台本六話分を並べてみたときに、ぐっとくるものがありました。終わったという感情と頑張ったな自分って言う気持ちと、みんなに会いたいなって思う気持ち。

――それは素敵なお話ですね。みなみさんは、いかがでしたか。

糸原美波(以下、みなみ):私は、寂しいというよりは切なかったという気持ちが強かったですね。思い切り気持ちを伝えて振られたので、またみんなと友達として過ごせる新しい時間が楽しみです。

ふうた:私も振られた組だから、なんか今も終わったっていう実感が湧かないんですよね。

みなみ:最後にね、私たちは富士急に行けずに、アイスを食べて待ってるしかなかったからね(笑)。

ふうた:またみんなですぐに集まるんだろうな~っていう気持ちが残っています。

同棲ハウスは楽しすぎ!「そりゃここに行った人には勝てないよ」

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――今回は、共同生活に加えて、オーディション前には「同棲ハウス」もありました。あの部屋はどんな雰囲気だったんですか。

さちか:私以外はみんな行ったよね?

ふうた:同棲ハウスだと、おのずと一緒にいる時間が増えますよね。だから時間の使い方はどうしようかなって考えました。もともと台本を覚えるのが苦手だから、睡眠をしっかりとって記憶を定着させたくて。でも寝ずにずっと喋っちゃう。

――お芝居のことを優先されていたんですね。まなみさんは3回、同棲ハウスを経験されましたよね。

まなみ:同棲ハウスのことを、みんなが「まなみの家」って言ってたくらい行きましたね。けいちゃん(北條慶)と2回行って、コーちゃん(才川コージ)と最後行かされて、じゃなくて行きました(笑)。同じ人と2回行ったこともあって、この人だなって気持ちが固まりました。

――けいさんとの同棲ハウスはいかがでしたか。

まなみ:けいちゃんは、みんなと一緒の時とは違うんですよ。みんなといるときには、話を聞いているタイプ。でも2人きりになるとすごくおしゃべりになるんです。全然、寝させてくれなくて、寝そうになっているのに起こされたりして(笑)。それが不思議とうれしかったですね。

――みなみさんは、最後の回で同棲ハウスを経験されましたよね。

みなみ:好きな人を指名していいという状況だったんです。絶対に後半はトウヤと一緒にオーディションに受かるという気持ちでしたが、トウヤを誘うときに彼は泣いていて。トウヤがふうちゃんに思いを伝えた後だったんです。ほかの女の子に思わせぶりな態度を取りたくないんだよねって言っていて。申し訳ないなって気持ちがある一方で、話しあった結果、彼も私と向き合うと心を決めてくれたというタイミングでした。同棲ハウスはめっちゃ楽しかったです。そりゃここに行った人には勝てないよって気持ちになりました。トウヤと初めて彼氏彼女の距離感になれた気がしました。

ベッドシーン全6話を経て……「次はもっとリアリティのあるキスがしたい」

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――ドラ恋が終わり、みなさんすでにそれぞれの仕事がスタートしています。ぜひ、これからの目標、やってみたい役柄などを教えてください。

まなみ:恋愛ドラマに出演してみたいですね。

――そうなんですね、ドラ恋の直後なので、別ジャンルがいいのかと勝手に想像していました。ちょっと意外です。

まなみ:せっかくドラ恋の経験を得られたので、長編のドラマで自分の芝居がどんな風に変化したのか試してみたいです。

――なるほど。今回のドラ恋のお芝居は振り返ってみるといかがでしたか。

まなみ:キスシーンは初めてだったので。きっとこの経験が糧になっていると思います。でも、難しかったですね。どうやったらキレイに見えるのかとか。実際にあとから見てみると、自分の想像とは違うものだったりとか。首の傾け方、細かい角度とか、キスだけでもいろんな見せ方があるんだなと思いました。

――まなみさんのキスシーン、とてもキレイでしたよ。今後、キスシーンのオファーがあったら、どんなシチュエーションがいいでしょうか。

まなみ:ベッドでのキスは散々やりつくしたので、違うシチュエーションがいいですね。だよね?(笑) 

さちか:もう少しリアリティがある感じもいいかな。ドラ恋は夢の世界っぽかったから。

まなみ:ドラ恋では、全部押し倒されるようなキスが多かったので。もっと日常的な、キスまでの段階を踏んだものがいいですね。キムタクがやるみたいなキスシーンがいいです(笑)。

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――ふうたさんはどんなお仕事に興味がありますか。

ふうた:私は、ドラマ撮影自体がドラ恋が初めてでした。まだスタートラインに立ったばかりなので、ジャンル問わず、いろんな作品に携わりたいですし、もちろん恋愛の作品にも挑戦してみたいです。

――恋愛はもっとリアルなものがいいというお話がありましたが。

ふうた:私も、もうベッドはいらないです(笑)。学生の恋愛とかやりたい。高校生のときに高校生っぽい恋愛をしてこなかったから、学園ドラマは憧れます。

さちか:え~、意外。

ふうた:一緒に電車に乗りたいです。私は、田舎育ちなので、田んぼの間を歩くデートとかしかしたことがないので。

さちか:逆に憧れるよ~。

――さちかさんはいかがですか。

さちか:ドラ恋の以前から、恋愛系のドラマ、シチュエーションには憧れがありました。なので、これからもそういう仕事をしてみたいですね。あとは、私もふうちゃんと一緒で、いろんなことが未経験だからいろんな役を味わってみたいです。ドラ恋を経て、より芝居をやりたいという気持ちが燃えています。

――みなみさんはいかがでしょうか。

みなみ:私はこれまで舞台のお仕事が多かったので、今回初めて長期で映像の仕事を経験したことで、これからもっと挑戦していきたいと思いました。やってみたいのは、人間臭い役柄かな。安藤サクラさんが大好きで、あんな風に人間味が出せる女優さんを目指しています。

――恋愛ものはいかがですか。

みなみ:恋愛要素のある作品だったら、ちょっと癖のある役で出演してみたいですね。オタクの役とか、泥臭い感じの役柄がやってみたいかな。

――ありがとうございます! 後編ではさらにみなさんの素顔に迫りたいと思います!

後編に続く。

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テキスト:氏家裕子

写真:You Ishii

恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss On The Bed~ - 本編 - 12話
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