緊急事態宣言、そして寒波のニュースの裏で、実は“電力不足”が進行しつつある。背景には巣ごもりと暖房による電力需要増、さらには冬季であることによる自然再生エネルギーの不調があるという。
 東京電力は石油や鉄鋼、化学メーカーなど、自家発電設備を持つ企業に対し電力の融通を要請。梶山経済産業大臣は「寒さの影響で全国的にも電力需給状況が大変厳しい状況にある。停電等に繋がらないように対応してまいりたい」としながらも、「節電要請は現時点では想定してない」とコメントしている。