アーティスト・安斉かれんが2月10日に自身初のバラード曲「キミとボクの歌」をリリース。それに先駆けて、1月27日には、本人自身がピアノを演奏したショート・バージョンを先行配信することも決定した。

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 希望を抱くからこそ不安が募り、夢を持つことで挫折を知る。この作品は、“『 光 = 希望 』と『 闇 = 不安 』の両方を抱えながらも、目の前の日常から逃げず、明日へと向かうしかない、誰しもが心当たる普通の『ボク』と『キミ(家族・友達・恋人)』という、たった二人を登場人物にして描いたドキュメントだ。

『キミとボクが重ねてきた言葉たちも、誰にだって、届かないものだよ』

『キミとボクの明日なんて世界中の人には、ちっぽけで、下らない事だよ』

 この曲を聴いて、あなたは誰を思い浮かべるだろうか?

 安斉自身が作詞だけでなく作曲にも携わった前々作「GAL-TRAP」で、既に片鱗を見せていた、すぐ隣から語りかけるようなリアリティを感じさせる『距離ゼロメートルの声』の真価が問われる等身大の希望と不安を歌うバラードで、彼女が見せる新たな一面(声)を傾聴して欲しい。

 先行配信されるピアノ・バージョンでは、そんな「キミ」と「ボク」という2人の世界を、「ピアノ」と「声」というたった2つの音色のみで表現している。シンプルが故に、聴く人の内面によりストレートに歌詞が響く序章的作品に仕上がった。

M 愛すべき人がいて
M 愛すべき人がいて