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 FANTASTICS from EXILE TRIBE が2021年に入り、アクセル全開で活動している。80~90年代のカルチャーを学びながら、シットコムにも挑戦するという新感覚のバラエティ番組『FUN!FUN!FANTASTICS!』にはメンバー全員で挑戦し、新たな魅力を開拓した。さらに、パフォーマーの澤本夏輝、瀬口黎弥、堀夏喜、木村慧人、ヴォーカルの八木勇征中島颯太の6名は、連動する舞台『BACK TO THE MEMORIES』の公演も控え、目下準備に勤しんでいる。

 また、本番組の主題歌で、彼らの通算8枚目のシングル『STOP FOR NOTHING』にも収録される『Play Back』も配信された。懐かしいディスコ調のサウンドと、エレクトロニック・ポップが融合した楽曲は、ライブの定番曲としても躍り出そうだ。

 ABEMA TIMESでは、八木&中島&堀にインタビューを実施。「3人でのインタビューって、あまりないよね?」、「いつも違う組み合わせが多いかも!」と、和やかに、ワイワイとリアクションする3名に、歩みを止めず加速する今のFANTASTICSについて、語ってもらった。

「ライブ映え」&「歌謡曲っぽさと今っぽさが絶妙なバランス」の新曲『Play Back』

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 まずは、3月17日より配信スタートとなった新曲『Play Back』について。デモを聞いた第一印象を尋ねれば、八木は「80年代の曲調を現代風にオマージュしていて、不思議と聴き馴染みのある感覚がしました。シンプルに、ライブ映えしそうな曲だなと思いました」と語る。「ライブ映え」については、中島も「うん、うん」と同意し、「初めて聞いたとき、テンションが上がりました!」と目を輝かせる。堀も、「歌謡曲っぽさと今っぽさが絶妙なバランスだと思いました」と答えた。

 レコーディングにあたり、意識したことについて話が及ぶと、中島は「リズムや音程はもちろんですが、ひとり、ひとりに届くように、心で歌うことを大事にしました」と振り返る。八木は、「曲のグルーヴ感を出すことと、歌詞ひとつ、ひとつの言葉を出していくイメージで歌いました。ところどころの箇所でブレスを強くしたりして、歌にキレを出しているんです」とポイントも語る。意識して聴くと、曲の厚みをより感じられそうだ。

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 本曲のパフォーマンス、ダンスの振りの公開も待たれるところ。しなやかで、思わずため息が出るほどエレガントなダンスが持ち味の堀だが、本人に秘訣を聞いてみると、「ありがとうございます。でも自分のダンスを客観的には見られないので、よくわからなくて(笑)」と照れ笑い。しかし、常に心がけていることはあると言い、「自分にしか出せないニュアンスを出すこと、肩の力を抜くこと、しっかりと音を聴くことの3つは、心がけています」と、堀流3原則を明かしてくれた。

初の冠番組『FUN!FUN!FANTASTICS』を終えての思い、緊張感もあった収録

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 そして、彼らにとって初の冠番組『FUN!FUN!FANTASTICS』が、先日、無事に最終回を迎えた。番組を「楽しかった!」と異口同音に振り返った3人。番組内にて、Mr.マリックに「ナンバーワンのマジック」とお墨付きをもらった堀は、「お芝居とトークコーナーとパフォーマンスコーナーという珍しい構成でしたが、放送を見て自分も楽しむことができました!」と興奮する。

 印象に残った回について、八木は「最終回が一番印象に残っています」とトレンディドラマで大ブレイクした俳優・大鶴義丹がゲストに登場し、即興で芝居を繰り広げた回を挙げる。「舞台の主役を決めるオーディションをやったんですけど、ひとり、ひとりが真剣に取り組んだあの緊張感は、新鮮でした!」と、その座を射止めた八木にとっても、貴重な経験となった模様。

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 毎回設けられていた、懐かしの名曲カバーを披露する「BACK TO リクエスト」コーナーも好評だった。堀は、「特に、チェッカーズさんの楽曲カバーで、ギターを持ってアテ振りしたのが、すごく楽しかった!本当に弾けている気分になりました(笑)」と、うれしそうに語った。ヴォーカルの中島は、大ヒット曲『WON'T BE LONG』の生みの親、ブラザー・コーンとのパフォーマンスに興奮したと言い「ブラザー・コーンさんと歌えたことは、本当にうれしかったです。番組は毎回、お芝居とトークとカバー曲と盛りだくさんな内容で、大変でしたけどやり終えてよかった!」と胸の内を明かした。

 ちなみに、80~90年代のモノやカルチャーでのお気に入りや憧れもあるか、聞いてみた。「アンティーク調のインテリアを見ると心躍ります!」(八木)、「フィルムカメラがすごく好きです。レトロなもの、好きなんですよね」(中島)、「ファッションなどヴィンテージブームだったりもすると思うので、その時代のものに憧れがあります。マイケル・ジャクソンは、小学生の頃から観ていて影響を受けました」(堀)と、それぞれに情熱を傾けているもの、こだわりがうかがえた。

八木&中島&堀の、テンションが上がるアイテムは?

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 八木&中島は、2020年12月26日以来の登場となる。前回のインタビューでは「2020年に置いていきたいもの」として、八木は早食いの改善を、中島はちゃんと掃除をすることを挙げていた。2021年もまもなく3か月が経過しようとしている。目標の進捗具合を聞くと、八木は「ちゃんと30回噛むようにしています!!」と、勢い込んで答える。中島も、「今めちゃくちゃキレイにしているんですよ!掃除が今まで以上に好きになって、気がついたらよくキレイにしています」と、ふたりして息ぴったり、絶好調だと胸を張った。

 一方、堀には2021年の目標として何を立てたかを聞いてみた。堀は、「楽曲制作をする、という目標を立てました。今は、制作ソフトを触って勉強しているところです。進捗はと言うと…まだ取り掛かったばかりなので、10%くらいかな(笑)」と謙遜。しかしながら、着実に新たな自分の可能性を拡げているようだ。

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 これからのステージやツアーに向けて、最高のものを観客に届けようと日夜リハーサルに励む、メンバーたち。タイトなスケジュールでも乗り切れるように、自分的必須アイテム、もしくはテンションが上がるアイテムは、何かあるのだろうか?「いいスピーカーです。音楽を聴くのが本当に好きなので、常にいい音で流していたいんです」(中島)、「わかる。移動中、ちょっとした空き時間など、少しでも時間があれば音楽を聴いているから、僕はイヤホン、ヘッドホンですね。より良い音で聞くとテンションが上がるので、必需品です!」(堀)。

 そして、「やっぱりお肉ですね。お肉があれば毎日頑張れます…!」(八木)。八木の回答を聞いて、即座に中島が「お肉の中で、何が一番好きなの?」と尋ねると、「牛すじ~!」と八木が返した。お肉トークに反応した堀が、「お腹へったね~。今日の昼ごはん、何食べる?」と、ふたりにリアクション。こうして、オンでもオフでも距離感近く、コミュニケーションを取っているFANTASTICSの面々。結束力を強め、さらに高みへとどんどん進んでほしい。

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FANTASTICS from EXILE TRIBE『Play Back』

FANTASTICS from EXILE TRIBE地上波初の冠番組「FUN!FUN!FANTASTICS」の主題歌「Play Back」

3月17日(水)より配信

公式サイト:https://m.tribe-m.jp/Artist/index/168

構成・文:赤山恭子

撮影:Mayuko Yamaguchi

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