くじ運の悪さまで継がれるものなのか。プロ将棋界唯一の団体戦「第4回ABEMAトーナメント」の大会に先立ち行われたドラフト会議の模様が3月27日に放送された。リーダー棋士の一人、斎藤慎太郎八段(27)は1巡目、2巡目ともに指名が重なり、くじによる抽選に。まさかの2連続外しと、前年の佐藤天彦九段(33)に続く不運に見舞われた。それでも、穏やかな性格と話し方が特徴的な斎藤八段は「ドラフトの醍醐味を味わえた」と“はんなり笑顔”を見せ、固まった布陣についても自信を見せた。