将棋界注目のドラフト会議は、レジェンドから指名された本人も驚いた。プロ将棋界唯一の団体戦「第4回ABEMAトーナメント」のドラフト会議の模様が3月27日に放送されたが、この時の大きなポイントがリーダー棋士の一人、羽生善治九段(50)が誰を指名するかだった。今なお弟子も取らない羽生九段が、初のドラフトで指名したのは、1巡目に中村太地七段(32)、2巡目は佐藤紳哉七段(43)。特に2巡目の佐藤七段については、ファンからも驚きの声が続出すると、本人も「びっくりしました」とまるで想定外のことだったようだ。